みなさんこんにちは!
3月21日の月曜日に博物館でやってみよう「折り紙えぼしづくり」を行いました。
当日の様子を少しご紹介します。

烏帽子、と言っても偉い人がかぶる「立烏帽子(たてえぼし)」と武士たちがかぶる「折烏帽子(おりえぼし)」などがあります。
今回作るのは折烏帽子です。三角に尖っているところにちょんまげを入れていました。


作り方を見ながら折っていきます。簡単そうに見えるけど、実際はけっこう難しい。
折ったところにしっかりギュッと力を入れて、折り目をつけてあげる事が大切です。








お疲れ様でした。完成した烏帽子を実際にかぶっていただきました!
みなさんとてもよく似合っていますね!
ちなみにこの烏帽子、朝から晩までずっとかぶったままでいたそうです。
昔は人の前で頭頂部を見せる事はマナー違反、とっても恥ずかしい事なのだとか。
時代が変わるにつれて烏帽子は使われなくなっていきますが、烏帽子にこんな歴史があったと思うと面白いですね。
いかがでしたか?
烏帽子を通して、歴史に興味を持つきっかけができたなら幸いです。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
教育広報課 解説員 荒川・細谷
みなさんこんにちは!
暖かくなり、春の陽気が感じられる季節になりましたね。
3月20日に今年度最後のキッズツアー「鉱石のはなし」を行いました。
そのときの様子を少し紹介したいと思います。

今回は、ゲームにも登場する鉱石と現実にある鉱石を比べてみる。
というテーマで解説をしました。

ゲームの中では、よく「鉄鉱石」とひとくくりにされていますが
実際はいくつかの種類があります。
今回は「黄鉄鉱」と「赤鉄鉱」の二つに注目しました。
主に鉄に使われているのは「赤鉄鉱」です。
「黄鉄鉱」は硫酸を作る材料として利用されることが多いです。
なので、実はゲームに登場する「鉄鉱石」は「赤鉄鉱」のことを指しているんです!


鉄の他にも金やダイヤモンドも見てもらいました。
金の特徴は、重いことや錆びにくいことが挙げられます。
ダイヤモンドは傷がつきにくいことが特徴です。
これらの特徴がゲームの中では攻撃力、耐久力といった数値で表現されているんですね!
ゲームには、鉱石だけでなく様々なものが登場します。
その中で、自分の興味があるものを調べてみると、よりゲームを楽しめるのではないでしょうか?
今回のキッズツアーが何かを調べようと思うきっかけになったら幸いです。
さて次回のキッズツアーは4月17日(日)!
タイトルは「博物館ウォンテッド~○○~をさがせ」です!
みなさんお楽しみに!
教育広報課 解説員 横山
3月13日(日)14時~15時に、テーマ展「ダンゴムシ」の展示解説を行いました。参加人数が多いことが予想されたため、新型コロナ感染症拡大防止のために狭い展示室ではなく、広々とした講堂にて参加者同士のソーシャルディスタンスを確保しました。実際に、43名と多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

子どもたちの人気者、ダンゴムシ。家の周りでふつうに見つかるし、驚かせてもかみついたり、ひっかいたり、すばやく逃げたりしません。じっと丸くなったまま危険をやり過ごすだけです。
でも、「ダンゴムシの目はどこにあるの?」「足は何本?」「オスとメスってどこで見分けるの?」と聞かれると、知らないことだらけではないでしょうか。
この展示では、ダンゴムシのからだのつくりや暮らしぶり、そして栃木県で暮らす17種類のダンゴムシの仲間について紹介しています。

展示解説では、全体的な解説はもちろんのこと、赤ちゃんを腹に抱くオカダンゴムシの母親や、栃木県未発見の青いダンゴムシの標本、栃木県では1回しか発見されていないハナダカダンゴムシ、オビワラジムシ、ハリダシオカメワラジムシなど、担当学芸員イチオシの標本を紹介しました。

講堂で解説したのち、展示室で観覧していただきました。
展示室では、学芸員に質問したり、ダンゴムシの写真を撮ったりと、おのおのに楽しんでいただけたようです。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
テーマ展「ダンゴムシ」は8月21日(日)まで開催中です。
この展示を見て、実際に野外でダンゴムシを探し、じっくりと観察していただけましたら幸いです。何か新しい発見が、必ずあるはず!
以下の関連行事が予定されていますので、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。
5/7(土)14時〜15時
展示解説
※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。
5/14(土)13時半〜16時
観察会「ダンゴムシとワラジムシをさがしてみよう!」
研修室 定員20名
※要申込<教育広報課 Tel 028-634-1312>
6/19(日)13時半〜15時
学芸員とっておき講座「ダンゴムシってどんな動物?」
講堂 定員40名
8/7(日)14時〜15時
展示解説
※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。
(自然課 南谷・永嶋)
みなさんこんにちは!
春が近づいて、だんだん暖かくなってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、風邪をひかないようお気を付けください。
さて、2月20日 日曜日にキッズツアー「どうぐのはなし」を行いました。
その様子を少しだけご紹介します。

博物館には様々な道具たちが展示されています。
むかしの人達はどんなものを使って生活していたのか展示室の中を探検してみましょう。


旧石器時代や縄文、弥生時代では生きるために必要だった武器などがたくさん!
色んな形で見ていて楽しい埴輪ですが、何のために作られたのでしょう。


昔のお習字セットもありました。
テレビも結構違いますね。おうちのテレビと比べてみよう。

ところで筆には色んな動物の毛が使われているのをご存知ですか?
最近はナイロン製のものが多いのですが、中にはイタチやウマ、うさぎなど様々な動物の毛を使った筆があるんです。
使う目的に合わせて使い分けています。面白いですね!
いかがでしたか?
道具の使い方以外にも、どんな材料が使われているのか調べてみると新しい発見があるかもしれませね。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
次回のキッズツアーは3月20日「鉱石のはなし」です!
ぜひご参加ください。
教育広報課 解説員 荒川
皆さんこんにちは。
2月23日の祝日に、博物館でやってみよう「折り紙でおひなさまを作ろう」を行いました。

お内裏様とお雛様を折るためには、小さな黒い折り紙と柄の入った大きな折り紙を使います。顔と着物を着た体の部分は、別々に作ります。
好きな絵柄の折り紙を選んだら、家族みんなで協力しながら折り進めていきます。見本通りに折るのは、大人でもなかなか難しい作業です。

上手に折れたら、ペンで顔を描いていきます。最後に、のりで顔と体をくっつければ完成です。









皆さん、上手にできましたね!参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
次回の博物館でやってみようは、3月21日(月曜日・祝日)「折り紙えぼしづくり」です。予約は不要で、開催時間は午後2時から3時半までです。折り紙が無くなり次第終了となる場合がございますので、予めご了承ください。
教育広報課 解説員
R4 ボランティア登録・希望調査用紙.xlsx日頃より栃木県立博物館の各種活動において、格段の御支援・御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、令和4年度の栃木県立博物館ボランティアの募集を行います。
引き続きの方も自動継続にはなりませんので、お手数おかけしますが継続希望の方は「R4ボランティア登録・希望調査用紙」の提出をお願いします。
ボランティア保険加入手続きの都合上、3月27日締切りとなります。
お申込み、お待ちしております。
R4 ボランティア登録・希望調査用紙.pdf
R4 ボランティア登録・希望調査用紙.xlsx
5月15日(日曜日)に、毎月第3日曜日恒例の【家庭の日コラボイベント】県博(けんぱく)デーを行います。
※みーたんもおさんぽします♪ 10:00~12:00館内各所
令和4(2022)年2月27日(日)に予定されていた、あつまれ自然好き!~活動・研究発表会~は、コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりましたので、お知らせします。
みなさん、こんにちは!

2月6日の日曜日に、博物館でやってみよう!「化石レプリカづくり」を行いました。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
当日の様子を少し、お知らせいたします。
本物の化石から型をとって作った模型に、色を塗って本物らしく作ったものを、レプリカ標本といいます。
展示や研究に使われる、レプリカ標本は、本物と同じように、とても大切な標本なのです。
用意した型から2つ選んでいただき、水で溶いた石こうを流し込んで、固めてレプリカを作ります。
簡単そうに見えて、やってみると、なかなか難しい作業です。


石こうが固まる時間を待っている間、研修室で化石や恐竜のお話や、展示室で全身骨格の恐竜のレプリカ標本を見て、解説を聞いていただきました。



しっかり固まった石こうを、丁寧に型から取り出して、化石レプリカの完成です!


博物館の体験で、楽しみながら、興味を拡げることができたなら、嬉しいです。
今年度の博物館でやってみよう!も、あと3回となりました。
2月23日の水曜日「折り紙でおひなさまをつくろう」
3月21日の月曜日「折り紙えぼしづくり」
3月27日の日曜日「貝あわせ体験」
いずれも予約は不要です。
みなさんのご参加を、お待ちしております!
教育広報課 解説員