みなさん こんにちは 

11月18日(日)、県博デーにてミクロの世界探検を行いました。

今回のテーマは「「魚の耳石 (じせき)・ウロコ・骨」をみてみよう」です。

まずは、耳石の働きや取り出し方を楽しくわかりやすく紹介しました。

_MG_5867.JPG

_MG_5880.JPG

こちらは、体長15㎝のアジから取り出した5.3mmほどの耳石。

図1.jpg

電子顕微鏡では、どのように見えるのでしょうか?楽しみです。

アジ以外の魚の本物の耳石も登場し、手元で見ることができました。

(写真は煮干し(カタクチイワシ))

_MG_5903.JPG

耳石は、魚の種類によって形や大きさは様々。魅かれるものがあります!

それでは、こちらが電子顕微鏡で見たアジの耳石です(3000倍)。

アジ耳石裏ー2上方3000-2.jpg

こちらは、ハタハタ(3000倍)です。

ハタハタ耳石2、3000-2.jpg

サンマ(3000倍)です。

サンマ3000m2-2.jpg

やはり、魚の種類によって構造が違うことがわかりました。

この構造がどんなことに役立っているのかはよくわかりませんが、

生物の美しさの一つだと感じます。

ウロコでは、アジのウロコを観察。(1500倍)

アジのウロコ1500-2.jpg

規則的なきれいな縞模様です。

歯では、カレイの歯を観察してみました。歯はツルツルしていそうですが・・

_MG_5923-2.jpg

120倍

_MG_5926.JPG

300倍

_MG_5928.JPGのサムネイル画像

1000倍。どんどん拡大していくと・・

_MG_5929.JPG

2500倍

karei-teeth2-2.jpg

このような細かい溝のようなものが見えました!

さらに歯の根元の骨はどうなっているのでしょう?

_MG_5936.JPG

3000倍で見ると、

karei-skul1-2.jpg

こちらもまた、不思議な構造をしていました。

どうしてこんな形なんだろう?!とワクワクしますね。

こうして、今回も電子顕微鏡でしか見られない

ミクロの世界を探検することができました!

次回のミクロの世界探検は、1月20日(日)です。

みなさまのご参加お待ちしております。

試料の持ち込みも大歓迎です(乾燥したものでお願いします)。

(自然課 薄井)

展示替えまであと3となりました!

前回に引きつづき、前期展示(~11/18()の作品をご紹介します。

今回も担当学芸員の山本さんにお聞きしてきましたよ!

 

秀郷草紙 下巻(「摹古絵巻」) 江戸時代 宮内庁書陵部所蔵

IMG_2186.JPG

*将門の首を掲げて凱旋する秀郷*

山本さんは、高校の教科書にも載せられている有名な場面!と教えてくれました。

へえ~、見覚えがあるような......?

将門の首を掲げて都大路を練り歩くさまはちょっと恐ろしいですが、都の人々は噂話でもしているのかおもしろげに行列を見物しています。

しかし、実際には秀郷は上洛していなかったとされるそうです。

原本は、金戒光明寺(京都府京都市)所蔵の「俵藤太物語絵巻」とのことで、伝説化された秀郷の武勇を華々しく語る物語ゆえの描写なのでしょう。

ところで、「秀郷草紙」は【秀郷展】のチラシ・ポスター等にも使用しています。

そのデザインを拡大した玄関ポーチまたは展示室入り口のバナーにもご注目!

巨大秀郷に見下ろされる生首になった将門という構図がなんとも言えない迫力のひと品となっております!

IMG_2169.JPG

  

平家物語図屏風 六曲一隻 室町時代(16世紀) 神奈川県立歴史博物館所蔵

IMG_2193.JPG

*『平家物語』の中世に遡る絵画資料!*

源平合戦を描く絵画作品は江戸時代に多く制作されたそうで、中世末のものである本屏風はとても珍しいものだと言います!

少し小さめの屏風ではりますが、『平家物語』の有名場面がいきいきと描かれています。

特に注目は、第四扇(右から4つめのパネル)の「橋合戦」で、秀郷の子孫である足利忠綱が、弱冠17歳ながら勇敢にも先陣をきって宇治川に突入する場面が描かれているんだそうです!

さすがは秀郷の子孫。あっぱれです!

ちなみに、「平家物語図屏風」の右隣には、小堀鞆音(18641931)が描いた「足利忠綱宇治川先陣図」も展示されています(通期)。

IMG_2198.JPG

矢を射掛けられつつも川を突き進む忠綱を描く栃木県指定文化財の作品です。

ヒュンと音がしそうなくらい勢いのよい矢の描写、揺らめき渦巻く川の表現など、臨場感ある様子からイメージがふくらみますね。

 

結城合戦絵詞 一巻 室町時代 国立歴史民俗博物館所蔵

IMG_2201.JPG

重要文化財!現存部分全部見せます!*

最初の絵は、室町幕府と鎌倉府との対立による永享の乱に破れた鎌倉公方足利持氏が永安寺で自害する場面です。

次の詞書には、持氏の遺児春王丸・安王丸が日光山に逃れ、結城氏朝にかくまわれて結城城に籠城するも落城し、顔兄弟は女装をして落ちのびようとしたところ捕縛処刑され、城主の結城氏朝も自害させられた、という結城合戦の顛末が書かれています。

最後の絵は、結城城落城後、女装した春王丸・安王丸兄弟が捕まる場面です。

実は、兄弟を捕縛する幕府側についた小山持政は、結城氏朝と兄弟の関係にあたるのだそうです!

二人の父泰朝(のち満泰)は小山氏から結城氏に入った人物で、氏朝もまた結城氏の養子となりました。

結城氏と小山氏の密接な関係がうかる一方で、兄弟が結城合戦によって対立することとなってしまったとは、因果なことです。

*結城合戦に関係する文書もあわせて公開!*

山川家文書のうち、足利義教から小山持政にあてた書状を3点公開しています(通期)。

IMG_2203.JPG

絵巻で語られる物語とは違った結城合戦の生々しい様子が伝わってきます!

 ①「足利義教感状」 永享12年(1440)(展示番号95

 結城合戦が開始した417日の合戦で、持政の配下の河尻助三郎らの働きにより結城勢を撃退できたことについて褒める(53日)。

(同年7月頃から幕府軍による本格的な結城城の包囲行われるが、まもなく膠着)

 ②「足利義教御内書」永享12年(1440)(展示番号96

 兵糧攻めにして早く戦局を進展させるようにと命じる(98日)。

 ③「足利義教感状」 永享12年(1440)(展示番号97

 結城攻撃を褒める(1211日)。

(翌、嘉吉元年(1441416日の幕府軍総攻撃により、約1年間にわたって続いた結城合戦は終結)

 

※今回ご紹介した「秀郷草紙」下巻(「摹古絵巻」)、「平家物語図屏風」、「結城合戦絵詞」は前期のみの展示です。

展示替えまであと3日!!

皆さまお見逃しなく!!!

 

<前期展示編 終>

 

(人文課 久野)

「火山灰は宝石箱」 in県博 を行いました。

  • 投稿日:
  • by

みなさん こんにちは

11月10日(土)、県博にて「火山灰は宝石箱」を行いました。

このタイトルを聞いて、みなさんはどこに注目しますか?

おそらく「宝石」ではないでしょうか?!

でも、注目してもらいたいのは「火山灰」!

「火山灰」を洗うと、中にはたくさんの「鉱物」が入っているのです。

「鉱物」というのは、「宝石」として使われたり、私たちの生活用具に使われたりします。

そんな「鉱物」の仲間が「火山灰」の中に入っているので観察してみました。

s_PB100215 (1).JPG

4種類の火山灰をチャック袋にそれぞれ入れ、水を入れて・・

PB100219-2.jpg

水が透明になるまでもみ洗いします。それを顕微鏡で観察して、

4種類の火山灰がどこの火山のものか、見本の顕微鏡写真と比べて当てます。

ある火山灰を洗うとこんなふうに見えます↓

s_逵溷イ。.jpg

みなさん、こんなにたくさん鉱物が火山灰に入っていることに驚いていました。

「火山灰」の観察が終わったあとは、「火山」についても学んでもらいました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

最後に、みなさんにクイズ!

①栃木県には、活火山はいくつあるでしょうか?

②日本には、全部でいくつあるでしょうか?

答えは・・

①4個(男体山、日光白根山、那須岳、高原山)

②111個(どんな火山あるか調べてみてくださいね)

来年度も、「火山灰は宝石箱」を開催する予定です!

興味のある方は、ぜひご参加ください。

(自然課 吉田・薄井)

現在、第122回企画展「藤原秀郷―源平と並ぶ名門武士団の成立―」(~12/9())が開催中です!

藤原秀郷は、平安時代中ごろの下野出身の武将で、平将門の乱を鎮圧したことから鎮守府将軍に任命され、のちには武芸の祖と仰がれ、その子孫たちは秀郷流武士団を形成しました。

IMG_2166.JPG


【秀郷展】担当学芸員の山本さんにその見どころを聞いてきました!

開幕!と思ったのもつかの間、実は、前期展示(~11/18()は残すところ1週間ばかりなのですって!

展示替えがあるなんて、知っておりましたか皆さま!

そんなわけで、今回は、前期にしか見られない作品をご紹介します。

 

延喜式  巻四二 鎌倉~南北朝時代(14世紀) 東京国立博物館所蔵

IMG_2173.JPG

*本展出品、唯一の国宝!*

皆さんご存知の平安京の図面を載せている資料で現存最古級だそうです!

左京図・宮城(大内裏)図・内裏図・八省院(朝堂院)図・豊楽院図・右京図という順に部分ごとに図画されています。

*平安京の構造と貴族の邸宅に関する情報も満載!*

山本さんおススメの注目ポイントは、特に左京区とのこと。

秀郷の子の千晴と関係深い公卿源高明の邸宅「高松殿」や秀郷の子孫が仕えた藤原摂関家の邸宅「東三条殿」の文字が確認できるそうです。

ちなみに、東三条殿は貴族の邸宅様式である寝殿造の代表的建築として有名なのだとか!

秀郷が活躍した時代に思いを馳せて、皆さまもぜひ展示室で京の都を探検してみてくださいね。

 

北野縁起絵(岩松宮本) 中巻 貞治6年(1367) 国立歴史民俗博物館所蔵

北野天神縁起.jpg

*清涼殿に落雷!菅原道真を追放した藤原時平 VS 怨霊となった菅原道真*

今では学問の神、天神様として知られる菅原道真ですが、藤原摂関家の政争に破れて不遇の死を遂げ怨霊となったとされます。

当時の都を震撼させた清涼殿落雷事件やそれにまつわる道真の天神信仰は、10世紀における大きな出来事であり、まさに秀郷が生きた社会背景を映した絵巻なのですね!

また、道真は平将門と結びつけて考えられることもあり、将門の新皇即位の際にも道真の霊魂が登場するのだとか!

なるほど~そう言われると、絵巻に描かれている怨霊道真に立ち向かい抜刀する時平が、将門を討ち取る秀郷と重なって見えてきますね!

緑色の雷神(道真?)の表情もコミカルで、もくもくとした黒雲や激しい雨、不思議にカクカクと伸びる稲妻の表現のおもしろさも注目です。

 

伊勢物語図屏風 六曲一双 江戸時代 斎宮歴史博物館所蔵

IMG_2175.JPG

*右隻の第9段「東下り」が特に注目!*

東国で活躍した秀郷ですが、雅やかな王朝文化を享受する都の人々にとって東国は、和歌に詠みこまれる憧れの地でもありました。

そんな秀郷と同時代の地方イメージをふくらませるのが「伊勢物語図屛風」です。

125段のうち、代表的な48場面が右左隻24場面ずつ描かれています。

「か・き・つ・ば・た」を歌に詠みこむ「八橋」をはじめ、抒情的に東国紀行を語る「東下り」は有名ですね!

そこには平安時代の東国の風景が垣間見えます。

ぜひ富士山を見つけてほしい!と山本さん。

どこにあるかわかるでしょうか?

他にも、駆け落ちの果ての悲恋「芥川」、幼馴染の恋物語「筒井筒」、百人一首「ちはやぶる神代も聞かず......」でお馴染みの「龍田川」などなど、時に恋に胸打ち、時に四季に思いを馳せる魅力的な王朝ロマンが金雲の中に散りばめられています。

豪華な金屏風は間近で見ると迫力です!

 

※ご紹介した作品はすべて1118日(日)までの展示です。

皆さまのご来館をお待ちしております!

<つづく>

 

(人文課 久野)

皆さんこんにちは。いつも博物館をご利用下さいましてありがとうございます。

宇都宮市立陽南小学校3年生の皆さんと、体験プログラム「昔をしらべる-昔の道具体験-」をおこないました。

今回は、「火起こし体験」「天秤棒体験」「石臼体験」の3種類を体験します。

1 火起こし体験

CIMG2705_R.JPG

現在はライターやマッチなどで簡単に「火」が手に入りますが、昔の人はどのようにして「火」を手に入れたのでしょうか?色々な方法がありますが、今回は火をおこす道具を使って体験です。この道具は「まいぎり式」といって、ひもを使って軸の棒をくるくる回して火をおこします。リズミカルに操作しないと、うまく回せません。初めのうちはみんな手こずっていましたが、次第に慣れてきて上手に回せるようになりました。(火起こし体験は屋内でおこなうため、実際に火はつかない仕様になっています)

2 天秤棒体験

CIMG8086_R.JPG

皆さんは、水がほしいときはどうしますか?水道の蛇口をひねればいつでも好きなだけ水が使えます。宇都宮市に水道ができて約100年です。では、それ以前はどのようにして水を手に入れていたのでしょうか?じつは、井戸水を使ったり、川から水を運んだりしてきました。今回は、川から水を運ぶときに使われていた「天秤棒と水桶」を体験しました。この水桶の中には約15リットルの水が入っています。それを担いで歩いてみました。とっても重いです!フラフラしてうまく歩けません。こんな大変な仕事を毎日続けていたのかと思うと、水道のありがたさがよくわかりますね。

3 石臼体験

IMG_4945_R.JPG

石臼は、何に使う道具でしょうか?そうです。粉をひく道具です。今ではほとんど使われなくなってしまいました。今回は大豆を挽いて「きな粉」をつくる体験をしました。石臼は当然ですが「石」でできているのでとても重いです。そこへ大豆を入れてぐるぐる回すのですが、とても重くて片手ではうまく回せません。みんなで少しずつ回してきな粉をつくりましたが、大変だった割にはあまり粉が出てきませんね。家族全員分のきな粉をつくろうと思ったら、とても時間がかかるし、とても疲れるという事が分かりました。

4 体験のまとめ

今回体験した3種類の道具は、現代の道具と比べるととても大変なものばかりです。ですが、これらの道具が発明される以前のことを考えると、その当時としてはとても便利な道具だったに違いありません。道具にはその時代の人々の考えや工夫がたくさんつまっているのです。

ありがとうございました。


博物館では、学校を対象に館内で行える体験プログラムをご用意しています。

博物館を利用しようとお考えの先生方、ぜひご検討ください。詳細は、当ホームページ内「先生方へ」のバナーをクリックして下さい。

教育広報課

11月のミュージアムツアーのご案内

11月のミュージアムツアーについてお知らせいたします。   

当館では11月に以下の展示を開催いたします。

★企画展「藤原秀郷-源平と並ぶ名門武士団の成立-」 10月27日(土曜日)~12月9日(日曜日)
★テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉-明治日光の昆虫・植物研究の先人-」 10月20日(土曜日)~1月20日(日曜日)       

11月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

 ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。
 ※土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。

 3日(土曜日・祝日) テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉-明治日光の昆虫・植物研究の先人-」

 4日(日曜日)     ロビー展示「化石・恐竜」

 10日(土曜日)    企画展「藤原秀郷-源平と並ぶ名門武士団の成立-」

 11日(日曜日)    テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉-明治日光の昆虫・植物研究の先人-」

 17日(土曜日)    企画展「藤原秀郷-源平と並ぶ名門武士団の成立-」

 18日(日曜日)    キッズ・ツアー「神さまと仏さま」

 23日(金曜日・祝日)企画展「藤原秀郷-源平と並ぶ名門武士団の成立-」

 24日(土曜日)    テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉-明治日光の昆虫・植物研究の先人-」

 25日(日曜日)    テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉-明治日光の昆虫・植物研究の先人-」

 ※テーマ展は約20分、企画展は約40分、ロビー展示は約15分、キッズ・ツアーは約30分程度を予定しております。

☆キッズ・ツアーとは...?☆
通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。
解説場所については、当日の館内の掲示板にてお知らせいたします。

また、11月の休館日は、

5日(月曜日)、12日(月曜日)、19日(月曜日)、26日(月曜日)です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

皆さんこんにちは。いつも博物館をご利用下さいましてありがとうございます。

上三川町立本郷北小学校5年生の皆さんと、体験プログラム「貴族のくらし」を行いました。

初めに、貴族の衣装を体験です。モデルさんには狩衣を着てもらいます。

IMG00293_HDR_R.jpg

狩衣は、男性貴族の普段着として着られていました。もとは「狩り」に行くときの衣だったので、狩衣と呼ばれています。

続いて、十二単をモデルさんに着付けていきます。

IMG00295_R.jpg

十二単は2人がかりで着付けていきます。平安時代も2人で着せていたそうです。

P1200530_R.JPG

写真の赤い着物を「唐衣(からぎぬ)」、腰のあたりに見える白い着物を「裳(も)」といいます。この着物を着れば十二単の完成です!

IMG00298_R.jpg

最後に、協力してくれたモデルさんの記念撮影です。2人ともよく似合っていますね♪

IMG00301_R.jpg

このあと、児童の皆さんに十二単を試着してもらい、重さなどを感じてもらいました。見た目以上に重いので、皆さん驚いていました。今回は、宮っ子チャレンジで博物館に来ている宇都宮市立宮の原中学校の生徒さんもお手伝いしてくれました。

約1時間の体験でしたが、児童の皆さんは実際に体験してみて新しい発見ができたようでした。

ありがとうございました。


博物館では、学校を対象に館内で行える体験プログラムをご用意しています。

博物館を利用しようとお考えの先生方、ぜひご検討ください。詳細は、当ホームページ内「先生方へ」のバナーをクリックして下さい。

 栃木県立博物館では、平成31(2019)年2月24日に研究・活動発表会「あつまれ!自然好き」を、2月2日~3月3日にテーマ展「あつまれ!自然好き-ポスター発表―」を開催します。

 つきましては下記のとおり発表団体を募集いたしますので、奮ってご応募ください。

【開催趣旨】

 栃木県内で自然観察や調査、自然環境の保全活動に取り組んでいる団体に、活動内容やその成果を発表していただき、広く県民に自然を調べる楽しさや自然環境の大切さを知っていただくことを目的として開催いたします。

【参加団体について】

 栃木県内で、動物・植物・地質・岩石・鉱物・化石など、自然に関する観察や調査、あるいは自然環境の保全活動を行っている団体。

 募集団体は20団体。申込多数の場合、過去に「あつまれ!自然好き」での発表経験がない団体、発表回数が少ない団体を優先し、さらに数を絞る必要がある場合には抽選によって発表団体を決定します。

 詳しくは募集要項をご覧ください。

【発表内容】

 団体が実施した調査結果や活動内容及び団体の紹介。

 ただし、以下のような内容の発表は受け付けません。

  • 営利を目的とする発表
  • 野生生物の乱獲や遺伝的撹乱の原因となる危険性がある発表
  • 科学的な正確さに関して著しく問題がある発表
  • 公序良俗に反すると考えられる発表
  • その他、この行事の趣旨にそぐわない発表

【発表方法】

 同じ内容について、以下の(1)と(2)の両方での発表も、どちらか一方での発表も可能です。

(1)研究・活動発表会「あつまれ!自然好き」

 聴衆を前に口頭で発表していただきます。

 <開催日時> 平成31(2019)年2月24日(日) 10:00~16:00

 <開催場所> 栃木県立博物館 講堂

 <発表時間> 1団体 15分(質問時間を含む)

  •  定員200名の会場で行われますので、見やすく分かりやすい発表をお願いします。パワーポイントを使用した発表が可能です。その他の機材については御相談ください。

(2)テーマ展「あつまれ!自然好き-ポスター発表-」

 栃木県立博物館の展示室に1ヶ月間展示されます。

<会期> 平成31(2019)年2月2日(土)~3月3日(日)

  <展示作業期間> 平成31(2019)年1月26日(土)~2月1日(金)

  <展示撤収期間> 平成31(2019)年3月3日(日)午後5時以降~3月7日(木)

<開催場所> 栃木県立博物館 展示室2 自然系テーマ展示室

<発表スペース等>

  • 1団体に付き、テーマ展示室のボード(幅84cm高さ約200cm)2枚分のスペースを提供します。また、展示台(幅100cm奥行き40cm)1台が使用可能です。展示台に標本等を置く場合は、触られぬように、高さ20cmまたは40cmのアクリルカバーをかけることができます。その他の機材が必要な場合は御相談ください。
  • 原則として、展示の準備・撤収作業は各団体で行っていただきます。
  • ボードには、画鋲や小釘が使用できます。画鋲、小釘、両面テープは博物館で準備します。
  • 生き物や未消毒の植物・土などの展示はできません。標本によっては、博物館で消毒を行ってから展示することになりますのでご了承下さい。

【参加費】

 参加費無料

募集要項のダウンロードはこちら 

申込書のダウンロードはこちら

【参加申込み】

 申込期限 平成30(2018)年12月2日(日)

 申込用紙に記入の上、郵送、FAX、または直接、栃木県立博物館へ。

 下記担当者にEメールでお申込みいただいても結構です。

<申込み・問合せ先>

〒320-0865 宇都宮市睦町2-2 栃木県立博物館 学芸部自然課 担当:南谷

電話 028-634-1311  FAX:028-634-1310

2018年10月27日(土)、研修室にて表記の講座を行いました。

小雨模様の中でしたが、10名ほどの皆様にご参加いただきました。担当は南谷学芸員です。

観察に入る前に、ダンゴムシやワラジムシの特徴や分類などについてのお話しがありました。

18102701

このなかまは海のフナムシと親類であり、体は頭部・胸部・腹部・尾部からなり、肢(あし)は7対14本あるそうです。

栃木県にはワラジムシのなかまが19種類もいて、このうちオカダンゴムシなど5種類は外来種です。種類によって好みの環境があり、すみわけをしています。

次に、ホソワラジムシ、オカメワラジムシ、コガタハヤシワラジムシ、オカダンゴムシの生体や、アルコール液浸標本を実際に観察しながら、その説明を聞きました。

hosowarazimushi. okamewarazimuhsi kogatahayashiwarazimushi okadanngomushi

説明中の特徴を実物で確認するのは、なかなか難しいこともあるようです。

18102702

次にその日の朝、博物館周辺で採集した、ダンゴムシなどが入った土や落ち葉をバットに入れて、皆さんにお配りしました。

その中からダンゴムシやワラジムシを探し出し、ピンセットでシャーレに取り出します。

18102703

お子さん達だけでなく、お父さん・お母さんもご一緒に作業しています。何匹ものダンゴムシが土の中から取り出されました。

ピンセットの取り扱いも次第に上手になりました。

18102704

オカダンゴムシのオス・メスを見分けました。特徴をとらえればなかなか分かりやすいです。

18102706

本日の最後の観察は、グッと難易度が増しました。オカダンゴムシとコシビロダンゴムシの判定です。

dangomushinomiwakekata_2

尾節の先端が三角形か台形のような形かを見極めるのです。

双眼実体顕微鏡を使っても、動いているダンゴムシの尾をよく観察するのはとても難しいです。

18102707

最後に今日の観察のまとめを行いました。

皆さんの家の近くで、今日の講座をもとにいろいろと観察してみましょう。また、面白そうなダンゴムシやワラジムシを見つけたら、博物館まで持ってきてくださいというお願いもありました。

18102708

観察をお手伝いくださったボランティアの皆様、有難うございました。

このような講座は来年も開催されます。是非皆様のご参加をお待ちいたしております。(自然課 浅羽記)

みなさんこんにちは。

木の葉も色づきはじめ、すっかり秋の気配ですね♪

芸術の秋にふさわしく、10月20日(土曜日)に、

「博物館でやってみよう!わかぴったん‐百人一首と筝(こと)を体験‐」を行いました。

このイベントは、宇都宮短期大学附属高等学校の

日本音楽部、百人一首部の皆さんとの合同イベントです!

  

P1200293_R.JPG

まずは、日本音楽部の皆さんによる筝重奏「花筏」の演奏です。

綺麗な箏の重奏が、エントランスホールに響きました。

P1200296_R.JPG

途中、筝についての説明もしていただけます。

P1200300_R.JPG

P1200301_R.JPG

続いて、筝合奏「OKOTO」の演奏。

美しい音色に、みーたんも聴き入っています!

  

このあと、競技かるた実演の前に、

解説員から「宇都宮市と百人一首の関わり」について説明させていただきました。

約800年前の鎌倉時代に活躍した、宇都宮氏の五代目、宇都宮頼綱。

宇都宮を治める武士でありながら歌人でもあった頼綱は、

百人一首成立のきっかけをつくった人物なのです。

宇都宮頼綱について興味をお持ちの方はぜひ、栃木県立博物館展示室1にお立ち寄りくださいね♪

  

P1200308_R.JPG

さていよいよ、百人一首部の皆さんによる、競技かるたの実演です。

『ちはやぶる』で話題になった競技かるたについて、

百人一首部の皆さんによるわかりやすい説明と、迫力ある実演が行われました。

エントランスホールに、和歌を詠む声と札をとる音が響き渡ります。

P1200317_R.JPG

P1200337_R.JPG

今回は特別に、みーたんも体験させていただきました!

P1200348_R.JPG

とっても楽しそうですね♪

P1200352_R.JPG

P1200355_R.JPG

宇都宮短期大学附属高等学校の皆さん、本当にありがとうございました!

   

最後に、エントランス奥へと場所を移して、

当館オリジナル百人一首ぬりえのしおりづくりを行いました。

P1200364_R.JPG

P1200368_R.JPG

P1200369_R.JPG

皆さん、親子で協力して、

とってもきれいなしおりができあがりました♪

  

今回のイベントをきっかけに、

宇都宮と関わりの深い百人一首に興味を持っていただければ幸いです♪


次回の「博物館でやってみよう!」は、

11月3日(土曜日) 鎧を着てみよう です。

こちらは予約の必要はありません。

当日、ぜひお集まりください♪

また、

11月23日(金曜日) 落ち葉ステンドグラスをつくろう が行われます。

こちらは、現在予約受付中です!

落ち葉で世界に一つしかないステンドグラスをつくろう!

みなさまのご参加お待ちしております♪

(解説員 長島・青野)