栃木県立博物館では、毎年、ボランティアを募集しています。
博物館ボランティアの活動内容は、調査の協力からイベントのお手伝いまで様々です。

興味があれば、専門的な知識がなくても大丈夫です。

たとえば、毎月第3日曜日に開催の県博デーでは、毎回たくさんのボランティアの皆さんに協力していただいています。

また、ボランティアの皆さんを中心としたイベント等の計画・運営なども考えていきたいと思います。そのための「活動のアイデア」なども募集しています。

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(写真は県博デー・クイズにチャレンジの受付をしている様子)

やってみようかな?と思った方は、↓をクリック!

H29博物館ボランティア募集要項(PDF形式)

H29登録申込書(PDF形式)

H29登録申込書(Word形式)


申込書に必要事項を記入し、博物館までご提出ください。よろしくお願いいたします。

【しめきり:3月30日(木曜日)】


栃木県立博物館

2月12日(日曜日)は初午です

212日は初午(はつうま)です。

栃木県では、初午に伝統食の「しもつかれ」を作って、お稲荷様にお供えして、食べる習慣があります。「しもつかれ」を作る時にかかせない道具といえば、「おにおろし」です。

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現在、開催中の「おじいさんとおばあさんの子どものころの暮らし」では、「しもつかれ」のサンプルと一緒に「おにおろし」を展示しています。

 「しもつかれ」を作らなくても、道具で栃木県の昔からの習慣を感じてみませんか?

 また毎週土曜日の1430分から15時まで「おじいさんやおばあさんの民話語り」を開催していますので、こちらもお時間がございましたら、お楽しみください。

(民俗 木村)

いつも博物館にご来館いただき、ありがとうございます。

テーマ展「宇都宮ゆかりの画人」は好評につき、『2月21日火曜日』まで会期を延長いたします。

まだご覧になっていらっしゃらないお客様は、この機会にぜひご覧ください。

さらに、2月25日(土曜日)から始まる

テーマ展「アニマル☆パラダイス-美術の中の動物たち-」の準備も、着々と進行中です。

こちらの展示もどうぞお見逃しなく!

栃木県立博物館

平成29年度栃木県立博物館解説嘱託員・司書嘱託員採用試験(一次)合格者は次のとおりです。

解説・司書嘱託員採用試験(一次)合格者.pdf(新しいウインドウで開きます)

平成29年2月10日(金)

栃木県立博物館

2月の定時解説のお知らせ!

2月の定時解説についてお知らせいたします。

  

当館では2月4日(土曜日)から、新たに

 ・テーマ展「あつまれ!自然好き:ポスター発表」2月4日(土曜日)~3月5日(日曜日)

 ・テーマ展「アニマル☆パラダイス―美術のなかの動物たち―」2月25日(土曜日)~4月2日(日曜日)

の展示を開催します。

また引き続き

 ・テーマ展「宇都宮ゆかりの画人」1月7日(土曜日)~2月12日(日曜日)

 ・テーマ展「古墳時代の始まるころ-3・4世紀の人々の移動と交流-」1月7日(土曜日)~4月2日(日曜日)

 ・テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」12月6日(火曜日)~4月2日(日曜日)

の展示を開催しております。

 

2月の解説員による定時解説のスケジュールについては以下のとおりです。

定時解説は13時30分から開催しております。

1日(水曜日)        テーマ展「宇都宮ゆかりの画人」

4日(土曜日)        テーマ展「古墳時代の始まるころ」

5日(日曜日)        テーマ展「おじいさんおばあさんの子どものころの暮らし」

8日(水曜日)        テーマ展「宇都宮ゆかりの画人」

11日(土曜日)        テーマ展「おじいさんおばあさんの子どものころの暮らし」

12日(日曜日)        テーマ展「宇都宮ゆかりの画人」

15日(水曜日)        テーマ展「古墳時代の始まるころ」

18日(土曜日)        テーマ展「おじいさんおばあさんの子どものころの暮らし」

19日(日曜日)        キッズ・ツアー

22日(水曜日)        テーマ展「古墳時代の始まる頃」

25日(土曜日)        展示室2

26日(日曜日)        テーマ展「おじいさんおばあさんの子どものころの暮らし」

2月の休館日は、6日(月曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)です。

テーマ展は約20分、キッズ・ツアーは30分程度を予定しております。

 

※キッズ・ツアーとは...?
 通常の定時解説とは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。
 お子様メインの解説ですが、大人の方もご参加いただけます。
 なお、解説場所については、当日の館内の掲示板にてお知らせいたします。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

 

定時解説カレンダーがダウンロードできます。下をクリックしてください↓(新しいウインドウで開きます)

H29年2月定時解説カレンダー.pdf

 

みなさんこんにちは!寒い日が続きますね。

中央公園の池にも、氷が張ることが多いです。

こんな寒い日は、みんなで暖まりながら展示を楽しもう!博物館では、ウォームシェア推進中です!

 

さて、毎月第3日曜日は県博デー!

コンサートやいろいろなイベントを開催しています。そのうちのひとつにお子様向けの解説、キッズツアーがあります。

 

1月のテーマは「カラフルワールド~いろのれきし~」でした。

参加して下さった皆さま、ありがとうございます!

わたしたちの周りにはたくさんの色があるけれど、どのくらい昔からどんな色が使われているの?色ってどうやってつくるの?・・・ということをお話ししました。

様子をちょっとだけご紹介します。

 

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はじめに、土で作られた人形(埴輪)を見ました。赤や黒の色がついています。

 

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これは辰砂など赤い鉱物をすりつぶした粉を、水で溶いて塗ったものです。

 

もっと新しい時代になると、カラフルな服が登場します。

 

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写真は、十二単という昔のお姫さま・身分の高い女の人の服です。

たくさんの色が使われていますね。

鉱物をすりつぶして水に溶いたものは、布につけても洗うと色が落ちてしまいます。

さて、どのようにして色をつけたのでしょうか。

正解は・・・下の写真の中にあります。

 

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植物です。

ちょっと見えにくいでしょうか。手に持っている写真に、黄色い花が写っています。

これはベニバナという植物で、花びらをつぶして色を出して使います。

ほかにも実や根、葉を使うものもあります。

 

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上の写真は、実際に植物で白い布を染めてみたものです。

左から、ベニバナで一度染めたものと二度染めたもの。少しだけ色が濃くなっているのが分かるでしょうか。

一番右側はクチナシの実で染めたもの。

その隣はクチナシの実で染めた後にベニバナで染めたものです。クチナシの黄色とベニバナの赤が混じって、だいだい色になっていますね。

いろんな色を重ねたり、混ぜ合わせたりして濃い色や薄い色、たくさんの色を作ることができます。

これをセンス良く組み合わせるのが、平安時代のおしゃれでした。

 

タデアイという植物では藍色(濃い青色)に染めることができます。

 

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このように植物で布を染めるには、植物を育てる時間と手間がかかります。

さらに、濃い色で染めようとすると材料の植物、さらに布を染める手間もたくさん必要になります。昔は濃い色で染めた布は大変貴重なものでした。

現在では化学技術が進歩し、人が自分たちの手で色をつくれるようになりました。わたしたちが好きな色の服を自由に着られるのは、そのためなんですね!

今回ご紹介できたのは一部ですが、ほかにも色々な植物を使って色を染めることができます。

玉ねぎの皮や、紅茶など・・・

興味があったら、挑戦してみてくださいね!

 

色といえば・・・展示室2の前に設置してある、百人一首のぬりえをご存知ですか?

 

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実は、毎月県博デーに新作が追加されているんです!

絵を描いているのは荒川解説員です。

これからも毎月更新していきますので、楽しみにしていてくださいね!

 

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次回、2月19日のキッズツアーは長島解説員がお話しします!

タイトルは「鳥獣戯画から見つけてみよう!~動物たちと伝統文化~」です。

絵に描かれた動物たちがいっぱい!そこからわかるものは・・・どんなこと?

みなさまのご参加をお待ちしています♪

解説員 半田幸

皆さま、こんにちは。先日の1月21日に体験学習「ちょっと昔の暮らし体験」を行いました。

寒い中、お集まりくださいましてありがとうございました。

少しですが、体験の様子を紹介していきたいと思います。


まずは、テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どもの頃の暮らし」のコーナーで昔の道具の解説を

聞いていただきました。

ここでは衣・食・住に係る日常生活用具が紹介されています。

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おじいさんやおばあさんが子どもの頃は、電気やガス、水道のない時代でした。

着物や食事など、自分で作れるものはすべて自分で作っていたのですね。

展示室での解説が終わったら、講堂へ移動していよいよ道具の体験です。

最初に「てんびん棒」と「水桶」の体験をしました。

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水道がない時代でしたので、毎日使う水を井戸や近くの川から汲んで使っていました。

皆さん、てんびん棒を頑張って担いでいましたね。

 

次は「洗濯」の体験です。

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洗濯に使う道具は「洗濯板」と「たらい」です。

1枚1枚手洗いしていたので、洗濯は大変な仕事でした。

 

続いて「火おこし」の体験です。

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火は木と木を擦り合わせておこしていました。

博物館にある体験用の火おこし機は実際に火は出ませんが、頑張れば煙が出ます。

今回の体験では皆さんの力で煙が出ましたね!

 

続いて「鬼おろし」を使って大根をすりおろす体験です。

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「鬼おろし」は大根を粗くおろす道具で、栃木県の郷土料理「しもつかれ」を作るときに使います。

大根はまるまる1本あったのですが、全部すりおろせましたね!

 

続いて「薬研」の体験です。

「薬研」は草や木などをすりつぶして、主に漢方薬を作る道具です。

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今回はみかんの皮を乾燥させたものをすりつぶしていただきました。

すりつぶすと、みかんの良い香りがしましたね。

 

続いて「石うす」の体験です。

「石うす」は米や大豆、麦などをすりつぶして粉にする道具です。

石を2つ重ねて、上の石と下の石の「みぞ」をすりあわせて使います。

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今回は大豆を「きなこ」にする体験をしていただきました。

石は重いので回すのが大変でしたね。

大豆のつぶれる音やきなこの香りも感じていただけたでしょうか?

石と石の間はどうなっているか気になりますよね。

上の石を外してみると・・・

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中にはたっぷりのきなこがありました!

 

続いて「機織り」の体験です。

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毛糸を使って編んでいきました。

皆さん、上手にできましたね。

 

最後に昔の遊びの体験で「おはじき」をしました。

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おはじきで遊ぶのは初めてだったようですが、大変盛り上がりました!


皆さまのおかげでとても楽しい体験学習ができました。ありがとうございました!

次回の体験学習は2月18日(土曜日)「をかしうつくし雅な遊び~貝合わせをつくろう~」です。

皆さまのご参加お待ちしております。

                                            解説員 細谷、中田

 栃木県立博物館では現在、栃木県の魅力を外国の方に発信する事業を行っています。

 その一環として、現在、栃木県にお住まいの外国の方に向けて、栃木の"手仕事"を体験してもらうイベントを開催しました。

 ご参加いただいた方の国籍は、中国・台湾・カンボジア・フランス・チェコ・エチオピア・ガーナと多様で、とても国際色豊かな雰囲気の中、手仕事体験がはじまりました。

 まずは、小砂焼を作ってみました。

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今回、国際交流協会からご紹介いただいた4名の通訳士さんと共に、宇都宮短期大学附属高等学校ディベート部の生徒さんに通訳などのお手伝いをいただきました。

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せっかくなので、"ろくろ"も体験していただきました。

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"ろくろ"が回っているシーンを見ると、なんとなく頭に、映画「ゴースト~ニューヨークの幻」のあの名シーンが思い浮かびますが、残念ながら目の前にいるのは若き日のデミ・ムーアではなく、屈強な男性2名です。

 次は、藍染め体験を行いました。

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 水に浸した布を、藍染めの液に入れて染めます。

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 同じ作業をしたのに、人によって模様が違うのが不思議...。

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 参加者も、できた作品を手にして、とても嬉しそうな様子でした。

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 小砂焼にしても藍染めにしても、栃木県のお土産屋さんでは良く見かけるものですが、自分で作った作品は格別だと思います。ご参加いただいた皆さんには、ぜひ、それぞれの故郷に帰った後も、栃木県の思い出の1つとして、伝えていただければと思います。

 また、今回お手伝いいただいた高校生のみなさんには、これをきっかけに、栃木の魅力を外国に伝えられる人材として、どんどん活躍してもらいたいと思います。

 今回のような年代・国籍・文化を越えた交流は、博物館としてもあまり経験がないことだったので、貴重な体験でした。

また、このような機会があれば、より多くの方のご参加をお待ちしております。


2017年1月15日(日曜日) 13:30~15:00 栃木県立博物館研修室において、林学芸員により表記の講座が行われました。

この日の朝は中央公園の池の大部分が結氷するほどの寒さでしたが、講座には30余名の方々にご参加いただきました。

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 栃木県立博物館には、130年前の明治17年(1884年)に採集されたニホンカワウソの標本(茶色の毛が残るオスメス2頭の赤ちゃんの標本)が収蔵されています。

スクリーン上の写真は、左半分の二頭がニホンカワウソの液浸標本、右半分が標本の入っていたガラス瓶とそのガラス瓶が収められていた桐箱です。

 栃木県立博物館には、コツメカワウソの剥製とニホンカワウソの剥製が保管されており、今回の講座ではそれらもご参加の皆様にご覧いただきました。

標本が収められている桐箱には、採集された日付や場所、標本となった経緯までが読みやすい楷書で毛筆により記載されています。以下はその記載の一部です。

「当町字下河原中利根川ニ接続シテ寅ケ淵ト称スル野地ニ清水湧出スルアルヲ以テ平素此流水二鰻魚を貯置ス」

 この文章に基づき、林学芸員は群馬県前橋市の群馬県庁脇にある前橋公園を訪れ、実地踏査をいたしました。この公園は明治38年に建設され、ニホンカワウソの標本個体が採集されたのはそれ以前の時代です。現在は近くを利根川が流れ、明治時代の地形と変わっている点もあるかと思われますが、当時の面影を偲ぶことができました。

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 記載によれば、明治17年3月15日の夜に捕獲されたようです。「翌日之を屠フレハ牝牡の胎児在リ」とあるように、雌雄の胎児が捕獲されたメスの体内から取り出され、保存されたようです。

 林学芸員によれば、丁寧に前処理されて固定され、適切な保存液中に入れて桐箱の中で暗黒中に保存されたため、130年経っても状態が良好だということです。上の写真は、胎児の標本をじっと見入っている参加者の皆さんです。まさに、現在日本では絶滅したニホンカワウソが、タイムマシンに乗り、過去からよみがえったかのようです。

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 これは、桐箱の裏面の文字を解読している皆さんの様子です。

今回は、130年前に捕獲されたニホンカワウソの貴重な標本を皆様に観察していただきました。現在は日本では絶滅していますが、過去にこの動物が実際に生存していた確かな証拠です。博物館が過去の貴重な資産を確実に保管し、次の世代に残しておく意義の大きさを、今回は改めて認識いたしました。

 (自然課 浅羽記) 

野鳥観察会を実施しました

2017年1月15日(日曜日)9:00~10:30 中央公園緑の相談所と栃木県立博物館の共催で野鳥観察会が実施されました。

観察会の講師は、バードリサーチの平野敏明さんと、日本野鳥の会栃木の石塚文信さんにお越しいただきました。

この日の朝は相当に冷え込み、中央公園の池が広範囲に結氷し、その上に積もった雪のため一面真っ白となっていました。

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池の凍っていない水面には、寒そうにじっとしているカルガモが十数羽見られました。

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講演の中を移動中も、ハクセキレイやセグロセキレイ、シメなどが観察できました。

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藪の中には、シロハラやアオジが見られました。

やや高い木の梢には、エナガとメジロの混群が長い間飛び交い、私たちの目を楽しませてくれました。

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最後に、博物館前にて林学芸員よりまとめのお話しがあり、解散となりました。

この日観察された野鳥の主なものは、以下の通りでした。

ハシブトガラス、ハシボソガラス、カルガモ、ヒヨドリ、ドバト

ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、シメ、シロハラ

メジロ、エナガ、シジュウカラ、オナガ、ウグイス

ジョウビタキ、ルリビタキ、キジバト

  (自然課 浅羽 記)