本日6月3日に「ミジンコやアオミドロを見てみよう」を行いました。

栃木県内の田んぼで学芸員が採ってた生き物を、博物館で顕微鏡を使って観察しました。

まずは目で見て、どんな生き物がいるかな?

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今回は、ホウネンエビとカブトエビ、ミジンコ、アオミドロ、アミミドロを採ってきました!

写真は、2cmくらいの大きさのホウネンエビ。

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アミミドロや泥の中にも、目に見えないくらい小さな生き物がたくさんいます。

目に見えない小さい生き物は、スライドグラスを使って...

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ひと通り顕微鏡で見た後は、坂井学芸員から生き物について説明がありました。

ミジンコは、背中側に卵をもっているものも。心臓が動く様子も動画で紹介しました。

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この後もいろいろな生き物を、じっくり観察しました。

子どもたちはもちろんですが、大人の方も、普段見られない変わった姿の生き物たちに見入っていました。

(自然課:三瓶)

「ミクロの世界探検」行いました!

521日(日曜日)に「電子顕微鏡 ミクロの世界探検」を行いました。

今回のテーマは、「新種!那須塩原市の珪藻化石」です。

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こちらの地層を電子顕微鏡で見てみると、肉眼では見えない「化石」が見えます。

どんなものが見えるでしょうか?

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見えたのものが、こちら。これは、「珪藻(けいそう)」という水の中にいる微生物です。

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この珪藻は、研究者によってくわしく調べられて、「新種」ということがわかった種です。

今回、新種の決め手になった特徴なども紹介し、小さな「珪藻」の深い世界を探検しました!

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ほかにも、来館者からの持ち込みのチョウを電子顕微鏡で観察してみました。

これは、チョウ(ウラギンヒョウモン)の触角です。どうしてこんな構造なのでしょうね!?

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ミクロの世界探検では、電子顕微鏡を使って、身近なものや生き物を観察します。

普段何気なく見ている世界にも、驚きと発見があるかもしれません。

次回は、716日(日曜日)を予定しています。ご参加お待ちしております!

(自然課 薄井)

2017年5月28日(日曜日)に、表記の講座を芳賀町総合情報館で行いました。

好天で夏のような気温でしたが、冷房が適切に効いた明るい会場は快適でした。多くの皆様にご参加いただき、会場はほぼ満杯となるほどの盛況でした。

当館の南谷研究員により、エビ、カニ、ヤドカリなどのそれぞれの特徴や、見分け方、暮らしぶりなどをわかりやすく説明し、栃木県内のエビ・カニについても説明しました。

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生きているアメリカザリガニ、ヌマエビ、カワリエビ、サワガニなどを用いて、オスメスの見分け方やそれらの特徴などについての説明がありました。お子さん達は近づいて熱心に聞き入っていました。

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講座が終わった後の質疑応答では、参加者の皆さんからいろいろな質問が出て、活発な議論が行われました。

小学生のお子さん方の参加も多く、鋭い指摘や素朴な質問などが飛び交いました。

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その後、開催中の展示会場に移動し、展示物を交えての説明が行われました。

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 なお、地域移動博物館「エビ・カニ・ヤドカリ~不思議な甲殻類の世界~」は、7月9日(日曜日)まで芳賀町総合情報館で開催されています。ぜひお立ちよりください。    (自然課 浅羽 記)

6月のミュージアムツアーのご案内

6月のミュージアムツアーについてお知らせいたします。

(※今年度から定時解説はミュージアムツアーに名前が変わりました)

当館ではただいま、以下の展示を開催しております。

・企画展「とちぎの山・鉾・屋台」 429日(土曜日)~6月18日(日曜日)

・収蔵資料活用促進展示「収蔵庫は宝の山!~初公開の化石・鉱物・動植物~」

                           318日(土曜日)~618日(日曜日) 

     

6月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

 ミュージアムツアーは1330分から開催しております。

 今年度より土曜日、日曜日、祝日(第3日曜日を除く)のみの開催です。

 3日(土曜日)        企画展「とちぎの山・鉾・屋台」

 4日(日曜日)        収蔵資料活用促進展示「収蔵庫は宝の山!~初公開の化石・鉱物・動植物~」

※4日は14時から担当学芸員による企画展「とちぎの山・鉾・屋台」の展示解説があります。)

 10日(土曜日)       企画展「とちぎの山・鉾・屋台」

 11日(日曜日)       収蔵資料活用促進展示「収蔵庫は宝の山!~初公開の化石・鉱物・動植物~」

 17日(土曜日)       収蔵資料活用促進展示「収蔵庫は宝の山!~初公開の化石・鉱物・動植物~」

 18日(日曜日)県博デー キッズ・ツアー「ぐるり。模様めぐり。~動物の世界~」


収蔵資料活用促進展示は約20分、企画展は約40分、キッズ・ツアーは約30分程度を予定しております。


キッズ・ツアーとは...

通常の定時解説とは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。

解説場所については、当日の館内の掲示板にてお知らせいたします。


また、6月の休館日は、

5日(月曜日)、12日(月曜日)、19日(月曜日)のほか、

620日(火曜日)から75日(水曜日)までは定期消毒のため休館です。

なお、610日(土曜日)と11日(日曜日)、15日(木曜日)は無料入館日です。

 
皆様のお越しをお待ちしております。

みなさんこんにちは!

暑い日が多くなり、夏も間近ですね♪

さて、5月20日(土曜日)に 博物館でやってみよう 「まが玉をつくろう」 を行いました。

(※今年度より「体験学習」は「博物館でやってみよう」に名前が変わりました)

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

まずは、まが玉について知っていただきました。

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何のために作られたのか、何の形なのか・・・などなど、

みなさんにも考えてもらいました。

次に、まが玉の作り方についての説明です。

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3種類用意した紙やすりの違いなど、みなさん真剣に聞いてくださいました。

いよいよ、石を削り始めます。

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四角い石をまが玉の形にするために、一生懸命削ってもらいました。

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丸みをつけてまが玉の形が出来上がったら、細かい目の紙やすりでツヤをだします。

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ひもを通したら完成です!

とってもきれいなまが玉ができました♪

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お洋服にもよく似合っていますね!

自分で削ったり磨いたりしたまが玉は、とっても愛着がわきます。

みなさん嬉しそうに身に着けてくれました♪


次回の 博物館でやってみよう は、

6月10日(土曜日)「わかぱたぱた-百人一首うちわをつくろう-」と、7月17日(日曜日)「七夕飾りをつくろう」です。

こちらは予約不要ですので、当日ぜひ参加してみてください♪

7月27日(木曜日)、7月28日(金曜日)の 博物館でやってみよう は「My植物図鑑をつくろう」です。

こちらのご予約は、電話で受け付けています。028-634-1312までご連絡ください。

みなさまのご予約&ご参加をお待ちしております♪

(※今年度の予約受付は開催月の2ヵ月前の1日からとなっておりますのでご注意ください

                                                   (解説員 荒川・松永)

ナスヒオウギアヤメ鑑賞会を開催しました!

 5月20日に栃木県中央公園にて、中央公園との共催で「ナスヒオウギアヤメ鑑賞会」を行いました。

県博の須藤館長と中央公園の西村所長からのご挨拶にて、県内でも見られる場所が限られているナスヒオウギアヤメについてのお話しがあった後、当館植物担当の星学芸員より観賞ポイントの解説がありました。

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参加者の皆さんは、比較するために鉢植えされたアヤメとナスヒオウギアヤメに近寄り、まじまじと花をのぞき込んでいました。ちょっと変わったアヤメの仲間の花のつくりを観察することができました。

「株分けでふえるの?」などの質問もでて、アヤメやカキツバタとの違いからナスヒオウギアヤメの分類まで、鑑賞会は20分程でした。

(自然課:三瓶)

5月13日に茨城県ひたちなか市平磯海岸にて観察会「春の磯をのぞいてみよう」を行いました。

当日はあいにくの雨でしたが、年に1回の海での観察会ということで、皆で合羽を着こんで実施しました。

観察するときの注意点や、生きものを見つけやすいポイントを聞いて、観察開始!

皆さん網とバケツを持って熱心に探してくださり、たくさんの生きものが見つかりました。

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見つけた生きものを、貝、カニ、エビ、ヒトデ、ウニ、ナマコ、・・・、というように分けていくと、バケツとトレーがいっぱいに。

いっぱい採れたカニは、ほとんどがヒライソガニでした。同じヒライソガニでも甲羅の模様は様々。

1匹だけ採れたトガリオウギガニは、10年以上毎年開催しているこの観察会で初記録になりました。(その場では同定できず、博物館に帰ってから調べてわかりました)

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海では、多様な生きものが見られるので、生きものの進化を現物を見ながら理解することができます。

担当学芸員は、もっといろいろ話したいことがあったのにと、帰りの車内で悔しさをにじませていました。

来年は、晴れますように。

(自然課 三瓶)

2017年5月6日(土曜日)表記の観察会を那須塩原市の沼ッ原湿原で行いました。

当日ご参加いただいたのは31名の皆様で、博物館側スタッフは総勢5名でした。

午後6時半に受け付けの後、夜の観察会を安全に楽しく行うための注意点などを説明しています。

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沼ッ原駐車場付近から、沼ッ原池や沼ッ原湿原を眺めた後、湿原に向かう頃には周囲はだいぶ暗くなりました。

暗いところで明かりを消して、周囲の鳴き声などに注意を向けました。

懐中電灯で湿地や水面を照らして、カエルやサンショウウオを探しています。

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時折雨が降ってきたので、カエルも動きが良くなってきました。これはアズマヒキガエル。

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水面を照らすと、水の底にも両生類が動いています。これはアカハライモリ。

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よく見ると、水の中にはサンショウウオの卵のう(数十個の卵とそれを包んだカンテン質の塊)

が観察できました。

これはクロサンショウウオの卵のうで、午後早い時期に撮影しておいたものです。

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これはトウホクサンショウウオの卵のうです。内部にある卵のひとつひとつが分かります。

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しばらくすると、だいぶ雨が強くなってきました。

クロサンショウウオは雨が降ると元気になり、草の上を盛んに歩いています。

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これはトウホクサンショウウオで、木道の上を歩こうとしています。

参加者の皆さんは、踏みつぶさないように注意して慎重に歩きました。

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夜の湿原の中で、様々な両生類が活動しており、参加者の皆さんも、時間を忘れて観察を続けていました。

本日の観察のまとめをしています。終了時間は午後9時過ぎになりました。

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本日参加された皆様には、観察の面白さを十分に味わっていただいたことと思います。

慣れない夜の木道歩きで、少々くたびれてしまったお子さん達もいたようです。

ご参加の皆様には、大変お疲れ様でした。

両生類関係では、次回は6月3日にモリアオガエルの観察会が予定されています。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

                          (自然課 浅羽記)

本日54日の午後1時~午後4時限定で、「収蔵庫は宝の山」展の関連行事として、130年前のカワウソの特別公開を行いました。

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以前当ブログで紹介しました通り、このカワウソは130年前に得られたものにもかかわらず、保存状態がよく、さらに得られたときの詳細な情報も残っていました。

そのため、年代に関する情報だけでなく、活動を行う時期、生まれてくる子供の数など様々なことを知ることに役立つ、まさに「お宝」といえる価値のあるものとなっています。

また、今回は展示期間中、林学芸員による解説も行われました。

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ここでは、解説パネルやブログでは語り切れない学術的な情報や、標本が作られた経緯に関する「裏話」のようなことまで解説していただけました!

さらに!カワウソに関する疑問にも答えていただくことができました!

本日の公開は3時間限定の展示だったにもかかわらず、子供から大人まで200人を超える方々が集まるほどの大盛況なものとなりました。

この貴重な「お宝」は、明日55日の午後1時~午後4時にも限定公開をする予定です。

滅多に見られない標本ですので、「珍しい標本に興味がある!」「カワウソについての解説を聞いてみたい!」といった方、そうでない方も是非一度足を運んでみてください!

(自然課:鈴木)

さる429日、栃木県立博物館と宇都宮市との共催行事である、うつのみや いきものつながり講座「植物から生物多様性を学ぼう」が宇都宮市東図書館にて開催されました。

初めに、"生物多様性"とは何か、サクラを例にして分かりやすい説明がありました。

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一口にサクラといっても、ソメイヨシノやヤマザクラなど多くの種類が含まれています。

それでは、栃木県には何種類のサクラが分布しているのでしょう?

   

答えは11種類。最も多い東京都では14種類なので、比較的種の多様性が高いことがわかります。私たちが、様々な形や色のサクラの花を愛で、桜餅(オオシマザクラの葉が利用されています)を食べることができるのも、多様性があるお陰ですね。

   

とはいえ、普段の生活を通して多様性について考えるのは難しいものです。そこで今回は、身のまわりの生き物を知るために、様々な野草を標本として記録に残す方法を皆で学びました。

    

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押し葉標本を作ると、自然と植物の細部まで観察するので、記録だけでなく記憶にも残ります。

皆さんも、身近な生き物を調べて記録を残すことで、生物多様性に触れてみてはいかがでしょう?

    

(自然課:山本)