最近、ニュースやドキュメント番組で、話題の「ヒアリ」。南アメリカ原産の有毒なアリの一種ですが、物流とともに生息域を広げています。

hiari.jpg提供:九州大学熱帯農学研究センター

幸いにも本県では、まだ確認されていませんが、みなさんの関心は高いのではないでしょうか?

そこで、 今回、栃木県立博物館でヒアリの標本を展示し、その姿形を知っていただくと共に、その毒や対処法に関する正しい知識を紹介します。

 また、栃木県に生息するアリ類との違いを比較するため、身近にいるアリについても、あわせて標本を展示し紹介します。

<開催期間> 平成29年7月29日(土)~9月10日(日)

<会 場>栃木県立博物館エントランスホール(無料エリア)

みなさん、こんにちは。

毎日暑いですが、いかがお過ごしですか?

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開催中の企画展「大集合!北関東の動植物化石」の見どころ紹介第二弾は、

企画展示室からお伝えいたします。

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まずは、入ってすぐ。ずらりと石が並ぶコーナー「第一章 北関東の大地のなりたち」。

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ここでは、古生代、中生代、新生代の時代ごとに、

岩石を展示し、「北関東の大地のなりたち」をご紹介しております。

たとえば、古生代では、「日立古生層の岩石」。

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これは、なんと、日本でも一番古いカンブリア紀の地層(約5億1000万年前)の岩石なのです!

この地層ができたころは、どんな様子だったのでしょう・・

想像するとワクワクしませんか?

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このほか、中生代、新生代の代表的な石も展示しております。

北関東の大地のなりたちを感じていただけたら、と思います。

回も企画展示室からお伝えいたします。

いよいよあの化石が登場?!

ところで・・

企画展開催の際には、期間限定のものがあるのをご存じですか?

それがこちら。

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企画展オリジナルスタンプです。

今回は、ニッポンサイがデザインされています。

上手に押すともっとかっこいい!

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ご来館の際には、ぜひ。

(自然課 薄井)

★★企画展関連イベント(近日の予定)★★

  7月30日(日)13:30~15:30

  記念講演会「北関東の化石研究最前線」 

  講師:元ミュージアムパーク茨城県自然博物館資料課長 国府田良樹氏

     ※参加希望の方は、予約が必要です。(教育広報課:028-634-1312)

キッズツアー「ニンニン★忍者」を行いました。

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7月16日(日曜日)の県博デーに、キッズツアーを行いました。

キッズツアーは、いつものミュージアムツアー(定時解説)とは異なる、お子様向けの解説です。

担当する解説員により、様々なテーマを、お楽しみいただけます♪

ぜひ、お気軽に、ご参加くださいね。

今回のキッズツアーは「ニンニン★忍者」、忍者がテーマです。

忍者のことは、よく知っているけど、真実の姿については、どうもよくわからない...という感じではないでしょうか?

最初に、「この忍者わかるかな?クイズ」をしました。

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みんなの一番よく知っている「忍たま乱太郎」は、物語の時代設定が500年くらい前の室町後期ということや、

出てくる小道具などの考証も、しっかりしているんですよ。

ちょっと難しいけど、忍者の歴史もお話ししました。

忍者が最も活躍したのは、戦国時代から安土桃山時代にかけての、約100年間です。

日本全国で戦乱が続き、各地の戦国大名は、戦いを有利に進めようとして、忍者を雇っていました。

その後、戦乱がなくなり平和な世の中になると、忍者の仕事は情報を集めることが、主なものになりました。

江戸時代の後期になると、実在の忍者が姿を消していく一方、小説や芸能では、黒装束で手裏剣を打ちドロンと消えるといった、

現代につながる忍者のイメージが作られ始めました。

忍者の仕事は、敵の情報を集めたり、敵を混乱させたりして、味方が有利に戦える状況を作り出すことでした。

そのために、任務に備えて、体を鍛えたり、様々な知識を身につける努力を、日々行っていました。

たくさんある忍者の特別な技の中から、いくつか紹介しますと、戦国時代の半ばにヨーロッパから伝わったばかりだった火薬は、

当時の最新の科学技術でした。

黒色火薬の材料の一つ、硫黄を見てもらったり、材料を細かい粉にする薬研という道具に触れてもらいました。

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忍者は、体の使い方を極めていて、歩き方も大切な技でした。

足音を消したり、足下の見えない暗闇でも、つまずいたり踏みつける危険を避けることができました。

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かかとからゆっくり上げ(抜き足)、小指側から静かに下ろす(差し足)。

二つを合わせて「忍び足」です。

「人の忍者の巻」に続いて、展示室に移動して「生き物の忍者の巻」です。

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敵に襲われたときに身を守るためや、獲物を捕らえるためなど、生き物の体の特徴を、お話ししながら見て歩きました。

三重大学では、五年前から、本格的な忍者研究が始まりました。

研究が進むと、もっといろいろなことが、わかってくるかもしれませんね!

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうごさいました。

次回のキッズツアーは、8月20日(日曜日)「きらきら☆結晶のおはなし」です。

みなさまのご来館を、お待ちしております!

(教育広報課 解説員 落合)

7月15日(土)から企画展「大集合!北関東の動植物化石」がはじまりました!

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ブログでも企画展の見どころを少しずつお伝えしていきたいと思います。

今回は、博物館のエントランスから。

博物館のエントランスでは、2012年に宇都宮市内の鬼怒川で発見された

ナガスクジラ類の化石(産状レプリカ)があります。

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とっても大きいこの化石、全長はどれくらいあるでしょうか?

ブログをご覧になっているみなさまにもお伝えしたい!

そこで・・特別に。

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人がどこにいるかわかりますか?(よい子はマネをしないでね。)

大きい化石だな~と感じていただけましたか?

約1500万年前~950万年前の栃木県には、

こんな大きなクジラがいたなんて・・驚きですよね!

このクジラの全身をよく見ることができるおすすめスポットは、

博物館レストラン前の休憩スペースです。

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ここからエントランスをながめてみてください。

泳いでいるクジラを想像できるかもしれません。

(身を乗り出して落ちないようにお気を付けください。)

企画展は、8月27日(日)までです。ぜひお越しください。

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博物館レストランでは、企画展特別メニューもあるそうです!

次回は、企画展示室からお伝えします。

(自然課 薄井)

ミクロの世界探検を行いました(け編)

7月16日(日)、電子顕微鏡をつかいミクロの世界探検を行いました。

テーマは、「けけけ 植物のけ」。

おや? 「け」ってなんでしょうね?

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たとえば、こちらら。

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タンポポの綿毛を電子顕微鏡で見たところです。

1本1本の「毛」にするどいトゲがついています。

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フワフワしている綿毛に、まさかトゲがあるなんて!

今度は、ヒトデ?いえいえいちがいますよ~

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ちらは、ウツギの葉の裏側を見たところです。

ウツギは、こんな植物です。

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ウツギの葉には、肉眼でもわかるくらいたくさん毛が生えています。

電子顕微鏡で見えている星形のものは、なにかというと・・

葉に生えている「毛」なのです。

毛がこんなふうに生えているなんて・・かっこいい!

さらにさらに、人気の食虫植物のなかまのモウセンゴケの粘毛を見てみました。

(「粘毛」から粘液を出して虫を捕獲します。)

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それがこちら。

モウセンゴケの腺毛の先端.jpg

このように先端がふくらんだ構造になっており、

ここからベタベタした液を出すことができるようになっているようです。

なるほど~

みなさん、今回のテーマ「けけけ 植物のけ」の「け」がなにかわかりましたか?

そう!植物の「毛」です。植物の「毛」を電子顕微鏡で探検してみました。

こうなると他の「毛」も・・気になりますね!

毛に限らず、電子顕微鏡でご覧になってみたい動植物などありましたら、

ぜひ次回の「電子顕微鏡 ミクロの世界探検」に、お持ち込みしてみてください!

次回は、1月の県博デー(1月21日(日))を予定しております。

なお、テーマ展といたしまして、11月11日(土)~1月21日(日)に「ミクロの世界」を開催予定です。

電子顕微鏡でしか見ることができない、不思議な世界をお楽しみいただけたらと思います。

(自然課 薄井)

6月19日(日曜日)の県博デーに、キッズツアーを行いました。

キッズツアーは、いつものミュージアムツアー(定時解説)とは違った、お子様向けの解説です。

ご家族でご来館の際は、ぜひご参加下さい。

  

6月は、梅雨の季節です。

雨の日は、色々な模様や色の傘が街にあふれています。

今日は、昔の人が使っていた傘を紹介しました。

赤い傘の円のような模様は、ある動物の目を表しています。

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他にも、同じ動物の体の一部を表した模様は、たくさんあります。

目が三つ合わさった模様や体を表した模様です。

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昔の人は、動物の模様をたくさん使っていました。

今日は博物館で、日本の動物に関わる伝統模様を探しに出かけます!

 

まず展示室2の動物コーナーに向かいました。

先程の模様に関わる動物は、蛇です。目と鱗の模様でした。

最初に見た傘は、蛇の目傘と呼ばれます。

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三角は、蛇や竜の鱗を表した模様で、魔よけの意味があります。

歌舞伎では鬼女などの着物に、この模様が使われます。模様には、色々な意味が隠されています。

 

その他にも、亀甲・鳥・うさぎ...、様々な日本の伝統模様に関わる動物が、博物館にはいます。

今回は、模様だけでなく、動物の生活や昔話について、お話ししました。


浦島太郎に出てくるカメの性別は、何でしょう?

千鳥は、どのような姿の鳥でしょう?

うさぎの伝統模様には、どのような意味があるでしょう?

動物には、不思議がいっぱいです。


有名な伝統模様である、鹿の子模様は、鹿の体の模様ですが、展示室2の鹿には、この模様がありません。

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この模様の鹿を探しに、スロープに出かけました。

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動物には、夏毛と冬毛があります。

鹿の子模様は、子どもの鹿だけでなく、大人の夏毛の鹿にもありますが、冬毛には見られません。

先ほどの鹿は冬の鹿だったため、模様がなかったのです。

鹿の子模様は、木から漏れる光に隠れやすく、森では敵から身を守る役割を果たすとも言われます。

自然の中で生き抜くために、動物も様々な工夫をしているのです。

 

今回、キッズ・ツアーで取り上げたコーナーは、常設展示ですので、いつでもご覧いただけます。

博物館では、他にも企画展やテーマ展を行っております。ご家族でのご来館、お待ちしております。

 

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"キッズツアー"は、毎月第3日曜日の1330分から実施しています。
次回は、716日(日曜日)「ニンニン☆忍者」です。
また、第3日曜日は県博デー(博物館の日)として、キッズツアーの他にも たくさんのイベントを開催しています。
みなさまのご来館をお待ちしております。

(教育広報課 解説員 中田)

7月のミュージアムツアーのご案内

7月のミュージアムツアーについてお知らせいたします。

(※今年度から定時解説はミュージアムツアーに名前が変わりました)

    

当館では、7月から以下の展示を開催予定です。

・企画展「大集合!北関東の動植物化石」 7月15日(土曜日)~8月27日(日曜日)

・テーマ展「巡回展・栃木の遺跡」 7月22日(土曜日)~9月3日(日曜日)

・テーマ展「地域回想法と博物館」 7月22日(土曜日)~9月3日(日曜日) 

     

7月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

 ※ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。

 ※今年度より土曜日、日曜日、祝日(第3日曜日を除く)のみの開催です。

 8日(土曜日)          スロープ

 9日(日曜日)          展示室1

 15日(土曜日)         企画展「大集合!北関東の動植物化石」

 16日(日曜日)         県博デー キッズ・ツアー「ニンニン★忍者」

 17日(月曜日・海の日)    企画展「大集合!北関東の動植物化石」  

 22日(土曜日)         企画展「大集合!北関東の動植物化石」

 23日(日曜日)           テーマ展「巡回展・栃木の遺跡」

(※23日は14時から担当学芸員による企画展「大集合!北関東の動植物化石」の展示解説があります。)

 29日(土曜日)          テーマ展「地域回想法と博物館」

 30日(日曜日)          企画展「大集合!北関東の動植物化石」

テーマ展は約20分、企画展は約40分、キッズ・ツアーは約30分程度を予定しております。

      

※キッズ・ツアーとは...?

通常の定時解説とは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。

解説場所については、当日の館内の掲示板にてお知らせいたします。

      

また、7月の休館日は、

(6月20日(火曜日)から行っている定期消毒のため7月5日(水曜日)まで、休館しております。)

1日(土曜日)~5日(水曜日)、10日(月曜日)、18日(火曜日)、24日(月曜日)、31日(月曜日)となっております。

 
皆様のお越しをお待ちしております。

館内消毒のため、6月19日(月曜日)から7月5日(水曜日)まで休館します。

利用者の皆様には、大変御不便をおかけいたしますが、御理解をいただきますようお願い申し上げます。

なお、上記期間中は、電話は代表番号(028-634-1311)、教育広報課直通(028-634-1312)のみが通話可能となっておりますので、栃木県立博物館へ連絡をする場合は、御注意くださいますようお願い申し上げます。

(栃木県立博物館)

キッズツアー「収蔵庫のお話」を行いました。

皆さま、こんにちは。

5月21日(日曜日)にキッズツアーを行いました。

当日の様子をさっそくレポートしたいと思います。

まずは、2階ロビーに設置された収蔵庫の再現スペースへ。

種類ごとの収蔵の仕方をご紹介しました。

次に、ただ今開催中の「収蔵庫は宝の山!」のお部屋へ移動し、いくつか解説しました。

やはり恐竜は大人気。図鑑でも確認して頂きました。

タルボサウルスやエドモントサウルスって知ってる~

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そして、一番盛り上がりを見せたのが石のお話。

栃木県産とブラジル産の紫水晶を比べてもらいました。

ブラジル産の紫水晶の大きさにみんなびっくり!

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紫水晶は2月の誕生石という事に絡めて、本物の誕生石を特別に大公開。

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みんな身をのり出して見ていました。

今回のキッズツアー、いかがでしたか。

収蔵庫にはいろいろなものが保管されていて、どれも大切な博物館の宝物なんです。

たくさんのご参加ありがとうございました。次回は6月18(日曜日)の「ぐるり。模様めぐり。~動物の世界~」です。

教育広報課 佐藤

モリアオガエル観察会を行いました

平成29年6月3日(土曜日)塩谷町東荒川ダム親水公園で、午後7時より9時まで、モリアオガル観察会を行いました。

これは主な観察を行う公園の風景で、明るいときに撮影したものです。

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開始時刻前には申し込みの皆さん全員が駐車場に集合されました。当日は好天で夕方になっても明るく、15分ほど時間を遅らせて観察会が始まりました。

本日のスタッフ紹介、観察時の注意点などを説明した後、薄闇の中でライトを消して石段に腰をかけ、カエルたちの鳴き声にじっと耳を傾けました。

 やがてだいぶ暗くなってきたので、ライトを点けて各自で水面や流れを照らし、観察が始まりました。

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低い声でゴゴゴゴと鳴くモリアオガエル、ヒュヒュヒュヒュヒュと高い声で鳴くカジカガエル、

シュレーゲルアオガエル、ニホンアマガエルなどの鳴き声が確認できました。

この写真は、一時的にケース入れて観察しているところです。

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 少し風が強まり寒くなってきたので、場所を移動しました。

モリアオガエルの卵塊が、いくつも木の枝先などに観察できました。

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これは、同じ日の明るいときに撮影したもので、中央の白い塊が卵塊です。

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最後に駐車場に戻り、今日の観察のまとめをして解散となりました。

参加者の皆様に実際に観察していただいたのは、以下の両生類です。

ニホンアカガエル、モリアオガエル、カジカガエル、ツチガエル、トウキョウダルマガエル、アカハライモリ。

参加者の皆様には、遅くまで大変お疲れ様でした。

                   (自然課 浅羽記)