記念講演会

9月17日(土曜日)、開幕初日。

本展調査委員の東野治之先生(武田科学振興財団杏雨書屋館長)の記念講演会が開催されました。

「鑑真和上と戒律の伝来」という演題で、戒律と授戒作法を日本に伝えた鑑真の生涯から、天下三戒壇の設置に至るまでの様相をお話しいただきました。

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連続講演会 下野薬師寺をめぐる歴史と美術①

9月18日(日曜日)、開幕二日目。

今回を含め3回にわたって開催される連続講演会は、本展調査委員の6名の先生方にお願いしております。

第一回目は、佐藤信先生(東京大学名誉教授)と須田勉先生(元国士舘大学教授)のお二人でした。

 

日本古代史の佐藤先生からは、「奈良・飛鳥時代の律令国家と下野」という演題で、古代下野国の成立と展開をめぐって、7~8世紀のヤマト王権・律令国家と東国の下野国との関係を中心にお話しいただきました。

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考古学の須田先生からは、「地方官寺構想と下野薬師寺の造営」という演題で、下野薬師寺と同じく戒壇が置かれた筑紫観世音寺の事例を踏まえ、下野薬師寺の創建時期とその後の造営の経緯についてお話いただきました。

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開幕早々の二日間を充実に彩ってくださった三人の先生方、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

なお、人気につき、この後開催が予定されている連続講演会は、すべて予約満員となっておりキャンセル待ちの状況です。

担当学芸員が展示資料の見どころをご紹介する「見どころとっておき解説」は、まだまだ空きがございますので、よろしければ足をお運びください。

【担当学芸員による 「とっておき見どころ解説」】

1、9月25日(日) 歴史(古代)・考古分野について

2、10月15日(土) 美術分野(彫刻〔古代〕・絵画)について

3、10月16日(日) 中世以降の美術(彫刻)・歴史分野について

各日 午後1時30分 ~ 午後3時、当館講堂(定員150名)、要予約(無料)

 

【図録販売中です】

本展図録には、東野先生、佐藤先生、須田先生、そしてこれから講演会が予定されている川瀬先生、山本先生、千田先生、永村先生の最新論文が掲載されております。

よろしければ、そちらもご参考くださいませ\(^o^)/

図録は1冊2,500円で、当館ミュージアムショップで販売中です。

通信販売も博物館友の会で承っております。

https://tochitomo01.wixsite.com/my-site

また、オリジナルグッズ(トートバッグ、アクリルキーホルダー3種、オリジナルブレンドコーヒーなど)も展開しておりますので、あわせてお手に取っていただけますと幸いです(^^♪

(人文課・久野)

開館40周年記念特別企画展「鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」が先週末より開幕いたしました。

 

9月16日(金曜日)、開幕前日の午後1時30分。

栃木県立博物館2階ロビーにて、開幕に先立ち開会式が挙行されました。

本展は栃木県立博物館の主催により、開会式典では、福田富一 栃木県知事より主催者代表挨拶を、山形修治 栃木県議会議長より来賓代表挨拶をいただきました。

その他、来賓として国会議員、栃木県議会議員の皆様、大変貴重な什宝や資料を御出品くださった唐招提寺様、下野薬師寺様をはじめ御所蔵者の皆様、及び本展開催に御協力いただきました諸先生方や関係団体の方々など、60名を超える皆様の御臨席を賜りました。

 

また、式典では主催者、来賓代表によるテープカットを行いました。

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https://www.facebook.com/tochigikenritsuhakubutsukan/videos/5454639711318317

【テープカット】列左より

琴寄栃木県立博物館長、龍興寺関寺務長、下野薬師寺谷萩御尊住、唐招提寺岡本長老、福田栃木県知事、山形栃木県議会議長、加藤栃木県議会生活保健福祉委員会委員長、阿久澤栃木県教育長、野原栃木県県民生活部長、みーたん

 

開会式後には内覧会も行われました。

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【皆様を会場にお見送りするみーたん】

 

会場の様子は来てからのお楽しみです♪

皆さまのご来場をお待ちしております。

(人文課・久野)

キノコの観察会in中央公園

2022年9月18日(日)、キノコの観察会を開催しました。
雨が心配される中、30名の方がご参加くださいました。ありがとうございました。

講師は当館菌類担当の山本航平学芸員。
「これまで中央公園では150種ほどのキノコが確認されていますが、まだ見つかっていないキノコが今日の観察会で見つかるかもしれません。みんなで見つけましょう。」

触るとかぶれる可能性のあるキノコがあるので、見つけたらまずは山本学芸員に声をかけるようにお願いをして、中央公園へ出発。キノコはどこかな?みなさんの視線が地面へと注がれます。

子どもは目線が低いからでしょうか。「ここにキノコがあります!」「このキノコはなんですか?」とお子さんからも次々と声がかかり、山本学芸員は大忙し。

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キノコの姿は大きくなる間にどんどん変わってしまうので、図鑑の写真と見比べて種類を調べるのはとても難しいそうです。食べられるキノコに似ている毒キノコ、というものがありますので、素人が判断するのはとってもキケン。

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こちらは中央公園で初めての確認となりました、トキイロヒラタケ。フジの幹に生えていました。
トキイロヒラタケは食用として栽培・販売されています。


そして、本日のメインイベント!冬虫夏草(とうちゅうかそう)を掘り出します。
冬虫夏草は、虫に寄生するキノコで、キノコは地上に出てきますが、虫は土の中。
どんな虫に寄生しているのか土から掘り出してみます。
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途中で切れてしまわないように、慎重に掘っていきます。

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土の中から出てきたのは、ツクツクボウシの幼虫(矢印)。
ツクツクボウシから生えたキノコは、その名もずばり「ツクツクボウシタケ」
一緒にお皿にのっている白いセミは、同じく冬虫夏草の「セミノハリセンボン」が寄生しています。

今回の観察会では、ツチグリ、ムラサキヤマドリタケ、ニオイコベニタケ、モリノカレバタケの仲間、ナラタケモドキ、キアシグロタケ、クロコブタケ、、など30種類ほどのキノコを観察することができました。


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栃木県立博物館では、開館40周年記念特別企画展「鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」が開催中。10月30日(日)までとなっております。ご来館をお待ちしています。

(自然課 猪狩)

とちぎのお宝マーケットのご案内

9月と10月の第3日曜日は、通常の県博(ケンパク)デーはお休みし、当館開館40周年を記念して行われている【県内市町による文化財紹介展示『とちぎの宝~文化財のあらたな100年へ~』】に関連して【とちぎのお宝マーケット♪】を開催します。
・9月18日(日)の出店市町
 足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、小山市、さくら市、下野市、上三川町、茂木町、那須町
・10月16日(日)の出店市町
 足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、日光市、小山市、大田原市、さくら市、下野市
となります。
各市町の文化財に関するグッズ、書籍、その他の物産品等を販売します。
栃木のお宝が一堂に会するこの機会をお見逃しなく!

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アマゾントチカガミ駆除作戦!

2022年9月11日(日)、栃木県自然環境課主催の「アマゾントチカガミ駆除作戦」に参加しました。

アマゾントチカガミは南アメリカ(アマゾン川)原産の水草。観賞用の水草として市販されているものが野生化しています。
繁殖力がとても旺盛で、あっという間に水面をマット状に覆ってしまいます。
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水路にびっしりとアマゾントチカガミ。

自然環境課の呼びかけに応募された35名の方と一緒に、胴長を装着し水に入って土のう袋にひたすら詰めます。
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土のう袋がアマゾントチカガミで一杯になると、持ち上げるのに一苦労する重さに。
休憩をはさみながら、約2時間の作業ですっかりなくなりました!

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土のう袋がたくさん詰まった大きな袋をトラックで搬出
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アマゾントチカガミはその繁殖力で、魚類・昆虫・植物などの水域の生態系に大きな影響をもたらすほか、水路では通水障害などの農業被害、治水上の障害をもたらします。
一度繁茂した場所では、本日のように一度駆除しても今後何年も監視の目を緩めることができません。お店で買うなどした植物を安易に野外に放さないようにしましょう。


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栃木県立博物館では、開館40周年記念特別企画展「鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」が、いよいよ9月17日(土)から始まります。
みなさまのご来館をお待ちしています♪

(自然課 猪狩)

 8月28日(日)、那須烏山市の烏山公民館にて、ジオパーク構想教室㉓「栃木県内におけるコウホネ類について」が開催されました。

 雨が降ったり止んだりの天気でしたが、11名の参加者が星学芸員によるコウホネ類についての座学と野外での観察会に参加しました。

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 コウホネ類とはスイレン科の水草で、水中に生育します。栃木県内にはコウホネ、シモツケコウホネ、ナガレコウホネの三種類が確認されていて、中でもシモツケコウホネは栃木県の固有種です。

 コウホネの名前の由来(コウホネの地下茎は太くて白く、骨のように見えたことから河骨(かわほね)と呼ばれ、転じてコウホネとなった)、三種類のコウホネ類それぞれの葉や花の特徴について、星学芸員から詳しい解説がありました。

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 解説終了後、参加者から「葉の色は茶色だが、葉緑体はあるのか?」「ナガレコウホネは川の下流部に分布しているが、もしかしたらその川の上流部にコウホネやシモツケコウホネが生育している可能性があるのでは?」などの質問があり、皆さんとても熱心に聞いていらっしゃったんだなと思いました。

 その後、シモツケコウホネの生育地へ移動し、実際のシモツケコウホネを観察しました。

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前日の雨で増水が心配されましたが、水路に小さな黄色い花が観察されました。

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シモツケコウホネの花

 昨年より花の数は増えたとのこと。

 来年はもっと増えることを期待して。

                               (自然課)

豚足で骨格標本をつくろう!

 講座「豚足で骨格標本とつくろう!」を行いました。

 みなさん、博物館で展示している動物の骨格標本が、どのようにつくられているかご存知ですか?

 博物館には、展示用に組み立てられた骨格標本だけでなく、研究用に使用するバラバラな状態の骨格標本もあります。骨格標本の作製は、動物の大きさなどによって、作業に違いは出てきますが、基本は、動物の死体を、人の手で解体し、内臓、筋肉、腱などを取り除いて骨にしていきます。この講座では筋肉や腱などを取り除く作業を具体的にどうやるのかを豚足を材料に体験していただきました。

 講座で使用した豚足は、食用のものを、80℃程度のお湯に6時間ほどひたして、肉を取りやすいように加熱処理してあります。

 ブタは4本足です。しかし、講座で配られた豚足が前足か後足か、左足か右足かはわかりません。そこで、いくつかのポイントをおさえ、豚足の根元を除肉して骨を観察してもらうと、「左前足」、「右後足」といったように区別できます。

 豚足の前後左右がわかったら、あとはひたすらハサミをつかって肉や腱を取り除いていきます。途中、乾燥して肉や腱が切りづらくなったら、水やお湯でふやかして再び作業を続けます。

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 参加者のみなさん、集中力を発揮して作業を続けています。

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 講座も終盤に差し掛かると、肉もだいぶ取り除かれ、指の骨が出てきました。この講座特製の豚足骨格写真の下敷きの上に骨を並べ、取り出した骨がどこの骨なのかを確認しながら、作業を進めます。確認しながらでないと、後で組み立てる時に、骨の位置がわからなくなってしまいます。さすがに講座の時間内で、骨格標本を完成させることは難しいため、骨は指ごとに分けてチャック付きビニール袋にしまい、持ち帰っていただきました。続きの作業はご自宅でお願いします!

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 ご自宅でがんばって作業を続けていただくと、上の写真のような素敵な骨格標本ができあがります。いずれも、100円均一ショップやホームセンターなどで入手可能な材料でつくることができます。

 2時間半の長丁場の講座でしたが、途中休憩を挟みながら、参加者のみなさん、根気よく作業を続けてくださいました。

 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

(自然課 井上)

みなさんこんにちは!暑い日が続きますね。

栃木県立博物館では8月28日に博物館でやってみよう!「探検!縄文時代」を行いました。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

当日の様子を少しご紹介します。


8月28日、日曜日に博物館でやってみよう「探検!縄文時代」を行いました。

その様子をすこしご紹介します。

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まず最初は展示室でお話を聞いていただきました。

1万年以上も前にいた縄文人はどんな暮らしをしていたんだろう。どんなものを使っていたのかな。

発掘されたものを通して皆さんに想像していただきました。

発掘された縄文土器。これがあることによって煮炊きが出来るようになり、木の実がアク抜きできるようになったので料理の種類が広がりました。

さまざまな石器は料理するときにも使っていたかもしれません。

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人が多く集まると文化が生まれます。どう使っていたのか分からないけれど、お祭りに使ったとされている道具がいくつか見つかっています。

たとえば土偶。完全なかたちで見つかることは少ないです。自然に割れたのでしょうか。それとも当時の縄文人がわざと割ったのでしょうか。

なぜこんな不思議な形なのでしょうか。縄文時代は分かっていることが少ないですが、道具を通して縄文人のくらしを想像するととても面白いです。

今回お話した展示室1は常設展示なのでいつでもご覧になれます。ぜひお越しください。

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講堂に戻り資料を触っていただきました。

様々な貝塚から動物の骨が発見されています。今回はキツネ、ツキノワグマ、カモシカに触っていただきました。

狩りでこれらの生き物を捕まえて食料にしたり、骨や皮も生活のなかで活用したかもしれませんね。

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その後、今回火おこし体験を行っていただきました。

今回体験していただいた舞切り式の火おこしは、縄文時代よりも新しい時代のもので、

比較的手軽に火を起こせますが、いま私たちが当たり前に使う道具よりはずっと大変。

みなさんに体験していただきました。

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皆さんコツを掴むのがお上手でした。

あらためてご参加いただきありがとうございました。


次回の博物館でやってみよう!は特別企画展のためにちょっと間が空きます。

11月12日土曜日、14時から15時30分まで「手ぬぐいでミニ巾着をつくろう」を行います。

事前予約は不要ですので是非ご参加ください。

教育広報課 解説員

毎月第3日曜日は県博デー!

8月21日(日)、とっておき講座「顕微鏡で見るキノコの世界」を開催しました。
当館の菌類担当、山本航平学芸員によるお話です。

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まずは、キノコってなんだろう。

キノコは動物に近い生き物なんです!
お店でシイタケやエノキタケなどのキノコは野菜売り場にあることが多いので、植物に近いのかと思うかもしれません。
しかし、DNAの研究から植物よりも動物に近い生き物ということがわかりました。

名もなきキノコがたくさんあります!
キノコはカビや酵母と同じ菌類の仲間です。菌類は150万種といわれていますが、名前がついているものはたったの10万種。
名前がついていないものがたくさんあるので、新種発見のチャンスかもしれません。

次は顕微鏡の世界へご案内。

キノコは胞子を顕微鏡で見ることが大事です。胞子はキノコのタネのようなものですが、肉眼では見えません。
そこで顕微鏡の出番。

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見た目は同じように見えるキノコでも、顕微鏡でその胞子を見ると、胞子の形が全然違うのです。
反対に、外見はキノコとカビで違うのに、胞子の形が同じ形をしていたのでDNAを調べたら同じ種であったということも。
これは山本学芸員の研究によるものです。

また、キノコがどんな生活をしているか知ることができます。
胞子から発芽して菌糸を伸ばして大きくなっていくのですが、その菌糸を木の根に伸ばして、共生するキノコ(菌根菌)がいます。顕微鏡で、その菌糸が木の根にぐるぐる巻きついている様子や細胞は壊さずに根の中に入り込んでいる様子などを見ることができます。
顕微鏡ってすごい!

最後に、山本学芸員がお隣の中央公園で採集してきた、アセタケの仲間やセミノハリセンボンを実体顕微鏡で観察しました。
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今回採集したアセタケの仲間は小さくて指先くらいの大きさしかなかったのですが、顕微鏡でみると傘の裏側のヒダもはっきり見えて、今回はいませんでしたが、ヒダの間にいるダニも見えるそうです。
セミノハリセンボンは冬虫夏草の仲間で、セミに寄生するキノコ。セミの目の周りや羽の脈に沿って、小さなキノコがハリセンボンのようにたくさん生えている様子がハッキリと見えました。

キノコに限らず、身近なものを顕微鏡で見てみると、肉眼で見ているときと違う姿を見ることができるので、ぜひ顕微鏡をのぞいてみてほしい、と山本学芸員。
そんな山本学芸員も、子育ての合間に顕微鏡をのぞいて一息つくそうです。
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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

9月、10月の県博デーはお休みです。
***
開館40周年記念特別企画展「鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」が、9月17日(土)から始まります。
みなさまのご来館をお待ちしています♪

(自然課 猪狩)

みなさんこんにちは!

8月21日の県博デーに、キッズツアー「アンモナイトとオウムガイ」を行いました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

当日の様子を、すこしご紹介します。


アンモナイトとオウムガイ「どこか似ているな」と思ったことはありませんか?

どちらも名前を聞くと「うずまきのようなカラを持つ生き物」を思い浮かべると思います。

その2匹をくらべて、ちがっているところ・にているところをクイズ形式で皆さんに考えていただきました。

クイズの一部を皆さんにも体験していただこうと思います。

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『アンモナイトとオウムガイ、さきにうまれたのはどっち?』

①アンモナイト

②オウムガイ

③同じ時代

さあ何番が正解でしょう?

アンモナイトはすでに絶滅して化石になっていますが、オウムガイは今でも海で生きています。

それをふまえて考えてみてください!

正解は・・・②オウムガイ!

アンモナイトはオウムガイの1つであるバクトリテス目から分かれました。

このバクトリテス目はイカ・タコにも分かれています。

なのでアンモナイトはイカやタコの方に、にているんです!

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アンモナイトとオウムガイのカラの形についても考えていただきました。

では皆さんにも質問です!

『アンモナイトとオウムガイのカラの形はどんな形?』

①うずまき

②まっすぐ

③ぐにゃぐにゃ(へんなかたち)

答えはどれでしょう?

イメージするのは①ですがじっさいはどうでしょう?

正解は・・・①、②、③の全部なんです!

アンモナイトはデボン紀から白亜紀まで、

オウムガイはカンブリア紀から現代まで、環境の変化に対応するために様々な形に変わっていったのです。

本当にいろいろな形があるのでお気に入りを探してみると面白いかもしれませんね。

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姿がにている2匹の関係を少しわかっていただけたかなと思います。

これ以外にも、ちがっているところ・にているところがたくさんあります。

みなさんも調べてみてください。面白い発見ができるかもしれません。

ちなみにアンモナイトの軟体部はまだ化石が見つかっていません。

もし今回の解説で、「興味が出てきたよ」という方は探してみてください。

世紀の大発見をするのはあなたかもしれません!


栃木県立博物館では、9月17日から10月30日まで、開館四十周年記念特別企画展「鑑真和上と下野薬師寺

~天下三戒壇でつながる信仰の場~」を開催します。

その関係で8月29日から11月13日まで展示室2の常設展がご覧いただけません。

次回のキッズツアーは11月20日です。

キッズツアーは事前予約不要です。皆さまのご参加をお待ちしております!

解説員・横山