6月7日(土)、塩谷町東荒川ダム親水公園にてモリアオガエルの観察会を開催しました。栃木両生爬虫類の会の4名の方々を講師に迎え、29名の参加者とともに、モリアオガエルを中心に、自然観察を行いました。
だんだんと辺りは暗くなり、夜の観察会が始まります。懐中電灯で照らしながら、モリアオガエルを探しています。
足元にモリアオガエルのオスが顔をのぞかせています。産卵するメスを待ち伏せしているのでしょう。
ニホンマムシがいました。カエルを食べるために草むらにひそんでいるのでしょう。スタッフが見守る中、参加者のみなさんにもマムシの姿を観察してもらいました。適度な距離を保ち、不要な刺激を加えなければ、人に危害を及ぼすような生き物ではありません。生きたニホンマムシの姿をじっくりと見る機会はなかなかないので、みなさん興味深く観察していました。
最後に、モリアオガエルのメスを見つけた参加者の方がいらっしゃり、みんなでその姿を観察しました。大きくて立派な姿です。
モリアオガエルのほかにもムカシツチガエル、シュレーゲルアオガエル、トウキョウダルマガエル、アカハライモリ、そしてニホンマムシと、いろいろな生き物を見つけることができました。
(自然課 井上)
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