現在開催中の企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」の展示解説を、2025年6月8日(日) 14~15時に企画展示室にて行いました。今回担当したのは星学芸員(植物担当)、南谷学芸員(無脊椎動物担当)、小笠原学芸員(脊椎動物担当)、山本学芸員(菌類担当)。延べ27名の方々に参加いただきました。
今回の展示解説で特に重点をおいて説明したのは、「とちぎの外来生物」のコーナーです。
星学芸員からは、水辺でよく見られる外来の植物(コカナダモ、オオフサモ、アマゾントチカガミなどの水草)について説明。水草は繁殖力の強いものが多いとのこと。
南谷学芸員は、スクミリンゴガイやウチダザリガニについて説明。スクミリンゴガイは県南で見つかってますが、それ以外の地域でピンクの卵塊を見つけたら教えてくださいとのこと。
小笠原学芸員はギンブナやヌマガエル、カミツキガメなどについて説明。
山本学芸員はフウノミフデタケについて説明。
最後に「これから外来生物とうまくつきあっていくためには、まずその生物のことを知り、飼ったり植えたりした場合には最期まで責任をもって育てること、害をなす外来生物を見つけたら増やさない・拡げない努力が必要」と締めくくりました。
企画展「外来生物~人によって運ばれた生き物たちからのメッセージ~」は6/15(日)までです。ぜひ。ご覧ください
またテーマ展「地層の剥ぎ取り標本って、おもしろい!」「とちぎ昔ばなし~弓の名手那須与一と九尾のきつね玉藻前~」も6/15(日)までですので、こちらも併せてどうぞ。
お待ちしてます!
(自然課 三宅)
コメント