みなさん、こんにちは!
今年は梅雨時とは思えない、暑い日ばかりですね。
6月15日の県博デーに、キッズツアー「ポージング☆アーキオロジー」を行いました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
ツアーの様子を少し、紹介いたします。
ポージング☆アーキオロジーって、聞いたことがない言葉ですよね。
アーキオロジーとは、英語で「考古学」です。
体を動かしてポージングをしながら、考古学を楽しみましょう、という、今回考えた造語なんですよ。
縄文時代(今から約13000年~2700年前)には、土偶という、粘土で人の形を作って焼いたものが作られました。
土偶は、地域や時期によって様々なので、栃木県で代表的な、ハート形土偶、山形土偶、ミミヅク土偶をポージングしました。
古墳時代(今から約1700年~1400年前)には、古墳と呼ばれる、土を盛り上げた墳丘を持つお墓が、盛んに作られました。
栃木県で良く見られる円墳・方墳・前方後方墳・前方後円墳・帆立貝形古墳と、珍しい形の双円墳・八角墳・双方中円墳のポージングをしました。
ポージング☆アーキオロジーは基本的に自由ですが、前方部から先に!が大切ですよ。
最後に、まりこふんさんの「古墳deコーフン!」の曲に合わせて、「フン」で古墳スティックを、「ドキ」で土器スティックを振りながら、古墳ポージングをして、盛り上がったところでキッズツアーは終了です。
子どもだけでなく、大人もポージングに参加して、みんなで楽しんでくれたことが、とても嬉しかったです!
土偶も古墳も、その他出土遺物も、色々たくさんあります。
無料入館日で混雑していたので、展示室を案内できなかったのが残念ですが、またゆっくり博物館に見に来てくださいね。
ちなみに、図書館で、「ポージング☆アーキオロジーの本はどこですか」と聞いても、「ポ?」と司書さん困っちゃいます。
考古学の本を教えてもらったら、自分のオリジナルのポージング☆アーキオロジーを考えて、考古学に親しんでくださいね。
次回のキッズツアーは、7月20日の日曜日に、「縄文時代のくらし」を行います。
大昔、ひとびとはどうやって暮らしていたのかな?
みなさまのご来館を、心よりお待ちしております!
教育広報課 解説員
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