皆さんこんにちは!
10月は汗ばむ日があったり急に涼しくなったり気温の変化が激しい1ヶ月でした。
体調を崩されないようお気をつけください。
10月26日、博物館では博物館でやってみよう「キノコペーパースタンドをつくろう」を行いました。
当日の様子を少しご紹介します。
夏から秋にかけて多くのキノコが見られるようになります。
博物館の常設展示にあるキノコのペーパースタンドを作っていただきました。

まずキノコを選びます。今回はチチタケ、ドクツルタケ、アカヒトデタケ、ベニテングタケの4種類があります。
どのキノコがいいかな?

まずはぬりえ。見本の写真を見ながら本物そっくりに塗るのもいいですし、オリジナルのキノコをつくっていただきました。
複雑なかたちのキノコは切るのが大変なのでおうちのかたにも手伝っていただきました。



かわいいキノコができました。
皆さん参加ありがとうございます。
次回の博物館でやってみようは11月15日(土)「折り紙アート!はってみよう」です。
いろんな形の紙を貼ってオリジナルの生き物や妖怪を作ってみよう!
こちらは予約不要なので是非お気軽にお立ち寄りください。皆さんの参加お待ちしております。
教育広報課 解説員
栃木県立博物館では、栃木県産休・育休代替職員【学芸員(日本美術史)】を次のとおり募集します。
◯宇都宮市
・任期 令和8(2026)年2月1日~令和8(2026)年11月30日(約10月)
・栃木県産休・育休代替職員【学芸員(日本美術史)】の募集(栃木県立博物館)
1採用予定人員 1名
2応 募 資 格
ア 学校教育法に基づく大学又は大学院において、近世以前の日本美術史を専攻して卒業又は
修了した者(任用開始予定日の前日までに卒業又は修了する見込みの者を含む)
イ 博物館法に定める学芸員の資格を有する者(任用開始予定日の前日までに資格取得見込み
の者を含む)
3選考方法等 令和7(2025)年12月23日(火)小論文、面接等
4受付期間 令和7(2025)年10月23日(木)~令和7(2025)年12月16日(火)
*応募者数を一定数確保できた場合は受付期間前に募集を締め切る場合があります。
詳しくは【募集案内_産休代替職員(日本美術史)】を御覧ください。
1_募集案内_産休代替職員(日本美術史).pdf
2_採用選考試験申込書.pdf
3_履歴書【学芸員(日本美術史)】.pdf
現在博物館エントランスにおきまして、トピック展「新発見!とちぎの昆虫2025」を開催しております。
今年、栃木県内で新たに発見された昆虫3種について、期間を分けてリレー形式で紹介します。
第一弾といたしまして現在、ルイスホソカタムシを展示しています。

ルイスホソカタムシは、コウチュウ目ホソカタムシ科に属する昆虫です。
体長は、約1㎝。特徴的なのは、この体の形。
ホソカタムシ科の中でも、これほどまでに細長い形をしている種は他にはいません。
コウチュウ類の中でも1、2を争う細さです!
どうしてこんな形をしているのか。
栃木県のどんな所で発見されたのか。興味がわきますよね。
そして今回の発見は、ある一つの自然のサイクルがあったからこそでした。
その自然のサイクルとは一体・・・
その答えは、トピック展の中にあります。
ぜひ、博物館でご覧ください。
なお、ホソカタムシの展示期間は、11月16日(日)までとなっております。
みなさまのお越しをお待ちしております。
博物館では、現在こちらの展示も開催中です!
・テーマ展「恐竜の小部屋」( 11/3(月曜・祝日)まで)
・第143回企画展「"異''常の色・形~時に思いが宿るもの~」( 11/24(月曜・祝日)まで)
みなさまのご来館を、心よりお待ちしております。
(自然課 薄井)
7月より開催している、テーマ展「どーしたもんだろう とちぎの外来生物」。
この度、展示物を大幅に追加しました!

博物館エントランスでは、「すぐそこまで迫っている外来生物」と題し、
植物の「ナガエツルノゲイトウ」、昆虫の「サビイロクワカミキリ」
ほ乳類の「キョン」が新たに展示されております。
これらの動植物は、県内では見つかっていない外来生物です。
しかし、どれも栃木県のすぐ近くで確認されており、
今後、数年の間には本県でも発見されるかもしれません。

2階ロビーでは、ほ乳類の「アライグマ」「ハクビシン」「アメリカミンク」「クリハラリス」、
鳥類の「ガビチョウ」、は虫類の「カミツキガメ」、両生類の「ヌマガエル」「ウシガエル」、
魚類の「ギンブナ」、昆虫の「アカボシゴマダラ」「ムネアカハラビロカマキリ」「シロムネシンジュクチカクシゾウムシ」「カタビロシンジュクチカクシゾウムシ」「チュウゴクアミガサハゴロモ」「ヘクソカズラグンバイ」「キマダラカメムシ」、
甲殻類の「ウチダザリガニ」「オカダンゴムシ」、貝類の「チャコウラナメクジ」「コハクオナジマイマイ」「スクミリンゴガイ」、
植物の「オオカワヂシャ」「セイタカアワダチソウ」「ヒメムカシヨモギ」、
コケの仲間の「ウロコハタケゴケ」「ミカヅキゼニゴケ」が新たに展示されています。
と、たくさんの外来生物の名前を書きましたが、この中でよく目にする名前はありましたか?
もしかしたら、テレビや新聞ラジオ等でよく見たり聞いたりするものがいるかもしれませんね。
でも、実際にじっくり見たことがない外来生物が多いかと思います。
この機会にぜひ外来生物の本物の姿(標本)をじっくり見ていただきたいと思います!

展示期間は、2026年4月12日(日曜日)まで。
博物館では、現在こちらの展示も開催中です!
・テーマ展「恐竜の小部屋」( 11/3(月曜・祝日)まで)
・第143回企画展「"異''常の色・形~時に思いが宿るもの~」( 11/24(月曜・祝日)まで)
みなさまのご来館を、心よりお待ちしております。
(自然課 薄井)
もっとみなさんに博物館を楽しんでいただくため、毎月第3日曜日の家庭の日に合わせて「県立博物館の日イベント 県博(けんぱく)デー」を開催しています。
ご家族と、ご友人と...博物館でいろいろ学びながら楽しく過ごしてみませんか。
【開催イベント等】
○スペシャルイベント
コンサート・物販など
宇都宮短期大学附属高等学校
10:30~12:00
場所:玄関ポーチ
○キッズツアー
「考古学のココが面白い!」
14:00~14:30 展示室2(予約不要)
○学芸員とっておき講座(定員150名 予約不要)
「外国からやってきた、身近な昆虫たち」
13:30~14:30 講堂
○クイズにチャレンジ
参加者に博物館限定缶バッジをプレゼント!子ども向けですが、親子でどうぞ♪
10:00~12:00(受付は11:30まで) 受付はスロープ入口
○百人一首読み札ぬり絵
○みーたんさんぽ
みなさん、こんにちは。
夏の暑さが和らぎ、秋らしい気候になりましたね。
10月12日(日)、栃木県立博物館では、博物館でやってみよう「化石レプリカつくり」を行いました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

アンモナイト・ティラノサウルス(前脚の爪)・ヴェロキラプトル(後脚の爪)・メガロドン(歯)・三葉虫の型を用意し、選んで作業していただきました。
特にアンモナイトの型を選んだ方が多くいて、「やはり、化石と言えばアンモナイト」というイメージが強いのだな、と感じました。


石膏に水を入れてかき回し、ソフトクリームの様にドロドロした液体になったら、型に流し込みます。

レプリカが固まるまでの間、展示室などで化石についての説明を行いました。
展示室には本物の化石の他にもレプリカ標本が存在します。中には今回の体験よりも多くの作業を経て作られる大きなレプリカも存在します。


展示室から戻ると、レプリカができあがっていました。
みなさん、キレイな化石レプリカをつくることができましたか?
楽しんでいただけていたら、幸いです。
次回の博物館でやってみようは、10月26日(日)の「キノコペーパースタンドをつくろう」です。こちらは予約不要です。
ぜひご参加ください。
教育広報課 解説員
県立博物館では、県民の皆様が屋外でさまざまな自然学習や文化体験ができるよう、博物館本館や栃木県中央公園の景観を生かした「おもかげテラス」を整備しており、10月下旬に完成予定です。
このほど、「おもかげテラス」の完成を記念して下記のとおり自然観察講座を開催します。
《おもかげテラス完成記念講座》
【第1部】中央公園の生きもの観察~土の中の小さな昆虫をさがそう~
「土の中で暮らす昆虫を観察します。博物館のまわりでは、どんな昆虫が見つかるでしょうか。みんなで探してみよう。」
【第2部】中央公園の植物観察~落ち葉を観察してMy植物図鑑をつくろう~
「お気に入りの落ち葉をいろいろ集めたら、わかったことをメモして、自分だけの図鑑を作ってみよう。」
1 日時
令和7年11月2日(日)
10:00~10:50 土の中の小さな昆虫をさがそう
11:00~11:50 落ち葉を観察してMy植物図鑑をつくろう
2 場所
栃木県立博物館 おもかげテラス(荒天の場合は研修室)
3 対象年齢、参加人数
小学生から中学生(未就学児の参加も可)、小学生以下は保護者同伴
各回10名程度(第1部・第2部両方の参加はできません。)
4 持ち物
飲み物。当日の天候を確認いただき、防寒対策などをお願いします。
5 内容
(1)土の中の小さな昆虫をさがそう
博物館の南東の林で土壌中に生息する昆虫類を採集して観察する。昆虫は数ミリの小さなものが多いので、顕微鏡を用いて観察する。昆虫がどんな種類で、どんな生活をしているか等を解説する。
(2)落ち葉を観察してMy植物図鑑をつくろう
テラスのある敷地または中央公園の落ち葉について、葉の形(縁の鋸歯、脈、毛など)の特徴を、顕微鏡を用いて観察する。観察後、数枚をパウチして作製したMy植物図鑑は持ち帰ることができる。
6 申込み方法
下記のリンク先からお申込みください。(第1部・第2部両方の参加はできません。)
栃木県立博物館 -Tochigi Prefectural Museum-
栃木県立博物館では、さまざまな自然学習や文化体験の場として活用するために「栃木県立博物館文化体験スペース」を整備しており、10月下旬に完成予定です。
来館された皆様に愛称に関する投票を呼びかけた結果、「おもかげテラス※」が最多となりました。投票結果をふまえて「おもかげテラス」に決定することとしました。
投票いただいた皆様、御協力ありがとうございました。
※「おもかげ」:中央公園の面影広場・面影池に隣接した施設であることから名称に取り入れています。
【投票期間】 令和7(2025)年8月7日~8月31日
【投票方法】 博物館正面入口掲示板へのシール貼付及び講座受講者へのアンケート
| 愛称候補 |
投票数 |
| わくわく体験テラス |
120 |
| ミュージアムテラス |
99 |
| おもかげ体験テラス |
37 |
| おもかげテラス |
176 |
【完成予想図】

2025年9月20日(土)に「キノコの観察会in中央公園」を開催しました。当日は小雨が降ったりやんだりとあいにくの天気でしたが、お子さんを含めた24名の方々が参加しました。

「今回の観察会では、ただキノコを探すだけでなく、どのようにしてキノコは生きているのかを知ってほしい。」と担当の山本学芸員。参加者が見つけたキノコについて、名前だけでなく、「木の枝や葉を分解する」「昆虫に寄生する」「樹木と共生する」など、どのようにして生きているキノコなのかを説明しました。

どんなキノコがあるか、散策中。

カブトムシに似たにおいがするニオイコベニタケ。コナラなどと共生する菌根菌。

ネンドタケモドキ。広葉樹の枝に発生し、枝を分解。

シロツルタケ。テングタケの仲間。

ツクツクボウシタケを丁寧に掘り出している山本学芸員。冬虫夏草類(昆虫に寄生するキノコ)の一種であるツクツクボウシタケは、中央公園内でよく見られます。

ムラサキヤマドリタケ。
これ以外にも、たくさんの種類のキノコをみつけることができました。
参加者の皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?
現在、栃木県立博物館では、テーマ展「恐竜の小部屋」(~11/3)、テーマ展「どーしたもんだろ 栃木の外来生物」(2F ロビーにて)を開催してします。
また、10/4から企画展「"異"常の色・形~時に思いが宿るもの~」が始まりますので、お楽しみに!
(自然課 三宅)