2007年05月01日
みんなでつくる巨大マンダラ(ここまで完成しましたNo.1)
円仁展関連行事「みんなでつくる巨大マンダラ」(於:博物館エントランス、主催:NHK宇都宮放送局)が、ここまで完成しました。
このマンダラは「胎蔵界曼荼羅(タイゾウカイマンダラ)」という種類のマンダラで、お母さんの胎内で胎児が育つように、私たちの菩提心(ボダイシン・さとりに向かう気持ち)が、密教のほとけたちに守られながら育まれることを表しています。
ぬり絵が貼ってある向かって右の部分は「金剛手院(コンゴウシュイン)」という部分、向かって左の部分は「蓮華部院(レンゲブイン)」という部分です。実際に巨大マンダのパネルにぬり絵を貼ってみると、現代アートとでも評したくなるような不思議な感覚です。完成するのが本当に楽しみです。(学芸部 入江)
*熱心にマンダラぬり絵をしてくれているお客様。ぬり絵だからといって子どもだけに人気があるのではなく、昔子どもだった方々が、非常に熱心にぬり絵を楽しんでいらっしゃるのを見かけます。むしろ、大人の方のご参加が多いですね。今本屋さんでも、「癒し」ということで、大人のためのぬり絵をたくさん目にします。
投稿者 : 人文課 | カテゴリー : 特別企画展「慈覚大師 円仁とその名宝」