2007年08月05日
天然のクーラー「湯西川の風穴」と龍王峡の地質観察会 とても爽やかでした
8月4日(土)に湯西川の風穴と龍王峡の地質観察会を開催しました。
今年は梅雨が長引き、暑くならないのではないかと心配しましたが、当日は龍王峡駅周辺でも30℃に達する気温になり、天然のクーラー「風穴」と龍王峡の爽やかな雰囲気を満喫することができました。
風穴から噴き出してくる冷風の温度は、なんと4.3℃で、風穴の周りはとても真夏とは思えないほどひんやりした空気に包まれていました。
午後からは龍王峡の地層や周りの植物を観察しながらハイキングを楽しみました。
(自然課:竹下)
風穴の周りはとてもひんやりしています。風穴から噴き出してくる冷風の温度を測定中。
冷風のなんと温度は4.3℃、冷蔵庫なみです。一家に一台ほしいですね・・・
湯西川の風穴は岩塊が積み重なって、その中から冷風が吹き出すタイプの風穴です。風穴の周りは夏でも涼しいので寒い地域の植物も見られるようです。
龍王峡、虹見橋からの眺め。岩肌の荒々しさと真夏の深緑のコントラストがきれいでした。
虹見の滝。滝から涼やかな風が吹いてきて爽やかでした。
もちろん観察会なので龍王峡の地層も観察しました。これは流紋岩(龍王峡の大部分を作る岩石)の中に見られる貫入岩。柱のような割れ目(柱状節理)が見事です。
投稿者 : 自然課 | カテゴリー : 企画展「楽しい自然観察」