2007年06月02日

円仁展関連行事 みんなでつくる巨大マンダラ 第4弾完成!そして終了!

6月2日(土)、円仁展開催以来、4回にわたって行ってきました“みんなでつくる巨大マンダラ”ですが、ついに第4弾が完成しました。
約280種類ものほとけたちが、参加してくださった多くのお客様によってきれいに塗られて、現代のマンダラとしてひとつの宇宙を形成しました。以前お伝えしましたように、第4弾ではマンダラの外側に配置された小さなほとけたちも全て塗っていただいたので、すごい迫力です。
周囲の小さなほとけたちは、インドの在来の信仰神や中国の星宿神などが密教に取り入れられて仏教の守護神となったもので、四天王や阿修羅、弁財天など有名になった神々や、獅子座、牡牛座などを表す様々な動物神も配置され、とてもにぎやかです。
巨大マンダラのパネルは円仁展が終わったら撤去しますが、みなさんに塗っていただいたぬり絵は、パネルからはがして「マンダラぬり絵集」として1冊にまとめて保存します。このぬり絵集は、円仁展が終了しても、円仁展の関連行事として、同じくエントランスで行っています写真展の付近に置いておきますので、ご覧になってください。
多くのお客様のご参加、本当にありがとうございました。(学芸部 入江)

mandala4.JPG
*マンダラの中心・大日如来(ダイニチニョライ)を塗って、第4弾のマンダラを完成してくれたのは、日光市から来てくれた、粕谷桐子(かすやとうこ)ちゃん(3歳)です。ご両親と一緒に円仁展を観に来てくれました。笑顔がとってもかわいい!

投稿者 : 人文課 | カテゴリー : 特別企画展「慈覚大師 円仁とその名宝」