2009年01月15日

2月8日(日) 外来種問題のシンポジウムのご案内

2月8日(日)の“栃木の両生爬虫類シンポジウム”は、「外来種による在来両生類への脅威と対策~アライグマとアメリカザリガニについて考える~」と題し、外来種問題を採りあげます。

特にアライグマに関する話は、ぜひ多くの方に聞いていただきたいと思っています。(ほんとうに、「かわいい」では済まない!)
アライグマは、栃木県ではまだ稀にしか記録されていませんが、近県の状況を見る限り、やがて大きな問題になる可能性が高い外来動物です。アライグマの生息密度が高い神奈川県でアライグマ問題に取り組んできた金田正人さんに、アライグマによる在来生物や農作物への被害の状況とこれまでに取り組んできた対策について講演していただきます。
アメリカザリガニについては、宇都宮市内で、トウキョウサンショウウオの繁殖環境を維持するためにグリーントラストうつのみや、栃木県立博物館、栃木両生爬虫類の会が協力して行ってきたアメリカザリガニ駆除作業について報告します(ザリガニは手ごわいです・・・)。
多くの方の来場をお待ちしています。
(自然課:林)

シンポジウム 2009
「外来種による在来両生類への脅威と対策 ~アライグマとアメリカザリガニについて考える~」
日 時  平成21年2月8日(日)
    ・午後1時~4時30分(受付開始12時30分)
場 所  栃木県立博物館 講堂
    ・参加費無料・申し込み不要(当日直接会場へ

シンポジウムチラシ表面(omote.pdf 1.4MB)
シンポジウムチラシ裏面(ura.pdf 538KB)

投稿者 : 自然課 | カテゴリー : 博物館からのお知らせ