博物館でやってみよう「探検!縄文時代」を行いました。

みなさんこんにちは!暑い日が続きますね。

栃木県立博物館では8月28日に博物館でやってみよう!「探検!縄文時代」を行いました。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

当日の様子を少しご紹介します。


8月28日、日曜日に博物館でやってみよう「探検!縄文時代」を行いました。

その様子をすこしご紹介します。

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まず最初は展示室でお話を聞いていただきました。

1万年以上も前にいた縄文人はどんな暮らしをしていたんだろう。どんなものを使っていたのかな。

発掘されたものを通して皆さんに想像していただきました。

発掘された縄文土器。これがあることによって煮炊きが出来るようになり、木の実がアク抜きできるようになったので料理の種類が広がりました。

さまざまな石器は料理するときにも使っていたかもしれません。

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人が多く集まると文化が生まれます。どう使っていたのか分からないけれど、お祭りに使ったとされている道具がいくつか見つかっています。

たとえば土偶。完全なかたちで見つかることは少ないです。自然に割れたのでしょうか。それとも当時の縄文人がわざと割ったのでしょうか。

なぜこんな不思議な形なのでしょうか。縄文時代は分かっていることが少ないですが、道具を通して縄文人のくらしを想像するととても面白いです。

今回お話した展示室1は常設展示なのでいつでもご覧になれます。ぜひお越しください。

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講堂に戻り資料を触っていただきました。

様々な貝塚から動物の骨が発見されています。今回はキツネ、ツキノワグマ、カモシカに触っていただきました。

狩りでこれらの生き物を捕まえて食料にしたり、骨や皮も生活のなかで活用したかもしれませんね。

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その後、今回火おこし体験を行っていただきました。

今回体験していただいた舞切り式の火おこしは、縄文時代よりも新しい時代のもので、

比較的手軽に火を起こせますが、いま私たちが当たり前に使う道具よりはずっと大変。

みなさんに体験していただきました。

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皆さんコツを掴むのがお上手でした。

あらためてご参加いただきありがとうございました。


次回の博物館でやってみよう!は特別企画展のためにちょっと間が空きます。

11月12日土曜日、14時から15時30分まで「手ぬぐいでミニ巾着をつくろう」を行います。

事前予約は不要ですので是非ご参加ください。

教育広報課 解説員