出前授業がありました(下野市立薬師寺小学校)

みなさん、こんにちは。

いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。

今回は、下野市立薬師寺小学校3年生の皆さんと「むかしのくらしと道具」について出前授業を行いました。

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まず初めに、蓄音機の紹介です。現代では、音楽を楽しむためにはCDラジカセや携帯電話等で気軽に楽しむことができます。しかし、これらの機械を動かすには、「電気」が必要です。蓄音機は「ぜんまい」の力で動くので、電気は必要ありません。そんなお話を紹介した後に、実際に蓄音機を動かし、レコードを聞く体験をしました。約80年前の蓄音機ですが、今でもちゃんと音楽を聞くことができます。

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石臼できな粉を作る体験です。石臼を回すのは、かなり大変です。石が重く、うまく回せません。全員が体験した後に、なぜ豆から粉になるのか、石臼の仕組みについて解説を聞きました。

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天秤棒で水桶を担ぐ体験もしました。水桶の中には本当に水が入っています。約15kgの水を運びますが、バランスをとるのが難しいようでなかなかうまく運べません。

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ほかにも、いろいろな昔の道具について解説を聞きました。みなさん真剣にメモを取りながら聞いていました。現代の道具と比べて、昔の道具はずいぶん違っていることが分かったようです。

どのコーナーでも、皆さん楽しく授業に参加してくれました。ありがとうございました。


当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)

電話:028-634-1312(教育広報課)

教育広報課 沼尾