博物館でやってみよう! 「古墳時代の衣装を着てみよう」を行いました。

みなさんこんにちは!秋風の心地よい季節になりました。

中央公園にもすこしずつ紅葉の気配が感じられます。ぜひ博物館にもお散歩途中にお立ち寄りください。

博物館では、9月29日(土曜日)に博物館でやってみよう! 「古墳時代の衣装を着てみよう」を行いました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

では当日の様子を少しご紹介させていただきます。


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まず最初に古墳時代のおはなし、古墳についてのおはなしをしました。

古墳は大昔につくられたえらい人のお墓です。身分の高い人ほど古墳は大きいと考えられています。

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さて、1000年以上大昔の古墳時代の人々はどんな服をきていたのでしょうか。

大昔なので当時着ていた服はなかなか見つかりませんが、古墳にかざられている埴輪から当時の人々の服装を想像することができます。

埴輪をみて、想像すると身分の高い人たちはこんな服装だったようですね。

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ちなみに身分がそれほど高くなかったふつうの人たちは、今解説員が写真で着ている「貫頭衣」を着ておりました。

縄文時代のころからありました、布に穴を空けてひもをしばっただけの簡単な服です。

いよいよ「古代衣装」の体験にうつります。

こちらの古代衣装は高松塚古墳の壁画をもとにつくられました。

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高い身分の人がこちらの衣装を着ていたと考えられていました。

さっそく袖を通してみましょう。

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みなさん素敵ですね!この衣装は中国から伝わり、のちに十二単のもとになったとも考えられております。

実は今月の10月14日日曜日に

博物館でやってみよう!「十二単を着てみよう」の着付け体験を予定しております。

今月の博物館でやってみよう!でぜひ十二単のおもさを実体験してみてください。

昔の衣装を着る体験は、お子様向けですが、大人の方もご参加頂けます。

予約不要ですので、お気軽にご来館ください。皆様のご来館、お待ちしております。

 

(解説員:長島・荒川)