キッズツアー「誕生石のはなし」を行いました。

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みなさんこんにちは。

最近急に寒くなってきましたね。寒い時にはおでんが食べたくなりますね。

11月19日の県博デーでキッズツアー「誕生石のはなし」を行いました。

その様子を紹介しようと思います。


みなさんは誕生石の始まりを知ってますか?

諸説ありますが、実は聖書の時代までさかのぼるんです!

聖書に出てくる人物のアクセサリーとして、またはかべのかざりとして

12個の宝石が使われていたことが始まりだと言われております。

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今も昔も、宝石は高価なものなので「12個も集めるの大変だ」となり、

現在の自分の誕生月の石を持つという形に代わっていきました。

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というお話をした後に展示室で実際の誕生石を見ていただきました。

こちらは、2月の誕生石の「アメジスト」です。

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アメジストはお酒に酔わないという意味の言葉から名前が付けられました。

また、こちらは6月の誕生石、「ムーンストーン」です。

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ムーンストーンは光を当てた時に青白く光ることが特徴です。

ブログではすべてを紹介できませんが、他にも「ダイヤモンド」や「オパール」など1~12月までの誕生石を紹介しました。

誕生石には月ごとではなく日にちで決まっているものもあり、調べるといろんな石があるのが分かります。

クリスマスも近いので自分や身近な人の誕生石を調べてプレゼントに...というのも面白そうですね!


次回のキッズツアーは12月17日の県博デーで行います!

タイトルは「どうぶつ足あとたんけん隊」

足あとをたどるとその先にいるのはだれでしょう?

14時から開催です。

予約不要なので、お気軽にご参加ください!

来年2月25日(日)に、栃木県立博物館で、活動・研究発表会「あつまれ!自然好き」を開催します。

"栃木県内で、動植物や化石・地質など自然に関する観察や調査を行っている団体や自然環境の保全活動を行っている団体に、その活動内容や成果を発表してもらおう。そして、自然に関心を持つたくさんの方にその発表を聞いていただこう"、という企画です。

活動・研究発表会「あつまれ!自然好き」

日時 令和6年2月25日(日)10:00~16:30

現在、発表団体募集中です。

募集締切は12月28日(木)。

詳しくはこちらをご覧ください。

(募集要項Wordファイル).docx

(申込書Excelファイル).xls

前回令和5年2月の活動・研究発表会「あつまれ!自然好き」に参加したのは7団体。小学生から大人まで、さまざまな年代の人たちが、動物や植物に関する幅広いテーマで発表しました。

*令和3年2月、令和4年2月は中止となりました。

(自然課)

現在、地域移動博物館「かわいい狩野派大集合!」が茂木町のふみの森もてぎで開催中です! 

狩野派は室町時代から江戸時代にかけて絶えず権力者のもとで絵画制作を担ってきた絵師の専門集団です。権力者のための絵というと、なんだか敷居が高いですが、実は一目見ただけで心ときめく《かわいい》作品もたくさんあります。今回は栃木県博の狩野派コレクションの中から、とっておきの《かわいい》子たち10作品を展示しています。

 

関連講座が行われた11月11日(日曜日)には、みーたんとゆずもが応援に来てくれました。

今日はそのときのふたりの様子をご紹介します!

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ふみの森もてぎの入り口付近で来館者の皆さんをグリーティング。

シャキシャキ歩くみーたんに、おっとりなゆずもは置いて行かれがちでした(>_<)

 

 

 

 

 

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展示室を一緒に見るみーたんとゆずも。

猿や鶴、牛など、いろんな動物がいますね。

ふたりでどんな話をしているのでしょう?

 

 

 

 

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ゆずもが熱心に見ていたのは、狩野探幽の息子、探信守政(1653~1718)の「百鶴百猿図」です。

百羽・百匹の鶴と猿が、つながったり、集まったり。

目鼻口が中央に寄った猿たちの顔がとくにかわいいです。

 

 

 

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あっちもこっちもかわいい作品がたくさん。

 

 

 

 

 

 

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さあ、つぎはどんな絵があるかな?

 

 

 

 

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ふたりが見ているのは、狩野即誉種信(1665~?)による「唐子遊図屏風」という作品です。

即誉種信は表絵師として幕府に仕え、加賀藩でも御用を務めた人物です。

中国風の格好をした愛らしい子どもたちが、楽しげにいろんな遊びをしています。

 

 

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みーたんとゆずもはどんな遊びが好きかな?

 

 

 

 

 

 

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展示室入り口では、「おうちに連れて帰りたい♡かわいい狩野派№1選挙」を開催しています。

ピンクの付箋の番号は、投票数の中間結果です。

 

おうちに連れて帰るなら...という気軽な気持ちで、

展示室内を楽しんでいただけると嬉しいです(^^♪

 

 

 

 

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どの作品に投票しようかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

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みーたんは、№7 高田敬輔(1674~1755)の「寿老図」が気に入ったようです。

敬輔は、茂木の画人島﨑雲圃の師匠で、京狩野派の狩野永敬に学びました。

№7の「寿老図」は二頭身の小さなおじいさんが風に吹かれているかわいい水墨画です。

どんな絵か、ぜひふみの森もてぎに見に来てくださいね♪ 投票も忘れずに~

展覧会は12月10日(日曜日)までです!

(写真のみーたんがブレててすみません...)

 

 

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最後に

こっそりおさわりするみーたんでした。

 

 (/ω\)

 

 

 

(人文課 久野)

現在開催中の展覧会「栃木県誕生150年記念 宮内庁宮内公文書館、栃木県立博物館共催 第137回企画展 近代皇室と栃木~とちぎ御用邸ものがたり~」は、11月12日(日)に入館者数が1万人に到達し、記念式典を開催いたしました。

 

1万人目に来館されたのは、日光市在住の秋山京吾さん(小学一年生)です。ご家族でご来館くださいました。

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博物館には何度も来ていたので、1万人目となってびっくりした、とのことでした!

記念品として、琴寄館長より、本展図録・令和3年度の特別展「令和の御大礼~悠紀地方に選ばれた栃木~」図録・博物館招待券・博物館レストランお食事券・本展オリジナルのとちぎの星ブレンドコーヒー(自家焙煎真岡珈琲ソワカフェ)、ゼリー「菊華の宝石」・皇居参観記念ブックマーカー及び一筆箋が贈られました。

お越しいただきまして、誠にありがとうございました。

 

企画展「近代皇室と栃木~とちぎ御用邸ものがたり~」は、11月26日(日曜日)までの開催です(11月24日(金曜日)は祝日の翌日のため休館)。

11月7日からは一部展示替えをしております。

会期も残りわずかとなりましたが、この機会にぜひ足をお運びください。

なお、記念品となった、「近代皇室と栃木」図録、「令和の御大礼」図録、とちぎの星ブレンドコーヒー(自家焙煎真岡珈琲ソワカフェ)、ゼリー「菊華の宝石」・皇居参観記念ブックマーカー及び一筆箋は、当館ミュージアムショップで販売中です。展覧会関連のグッズは、ほかにも盛りだくさんですので、あわせてご利用ください。

(人文課 久野)

みなさんこんにちは。

最近は寒くなり木々も色づき始めました。

博物館では11月12日に博物館でやってみよう「昔のくらし体験~昔のおもちゃ~」を行いました。

今回はベーゴマ、あやとり、お手玉、けん玉、おはじき、万華鏡、めんこを行いました。

その様子を一部紹介します。

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ベーゴマ上手に回せたかな?

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おはじき、あやとり・・・

慣れない遊びに苦戦しながらも楽しく盛り上がりました!


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の博物館でやってみようは、11月23日(木曜・祝日)開催の「かるた・トランプで遊ぼう」です(予約不要)。

たくさんのご参加をお待ちしております!

教育広報課 解説員

  

みなさん、こんにちは。

10月も半ばになり、ようやく秋らしくなってきましたね。

中央公園の散策と、博物館のお出かけに、ぴったりの季節ですよ!

  

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10月15日の県博デーに、キッズツアー「博物館的☆おはなし会」を行いました。

当日の様子を少し、お知らせいたします。

  

絵本の読み聞かせと、博物館的なおはなしを組み合わせた、このシリーズも、3回目となりました。

今回は、「あな」という絵本の読み聞かせをして、穴を掘る気分になってもらってから、地球の内部や、恐竜の発掘、誰でも知ってるけど見たことのある人は少ない「モグラ」の話をしました。

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その後、展示室1に移動して、「あな」をテーマに展示を案内しました。

ティラノサウルスの頭の骨には、側頭窓という穴があります。

穴のある・なしで、どんな良いことがあるかを話して、みんなにも考えてもらいました。

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昔むかし、栃木県にもナウマンゾウがいました。

頭の骨には、大きな鼻の穴がありますが、ゾウを知らない人が化石を見つけたら、一つ目の大きな生き物だと思ってしまいそうですね。

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藤岡神社遺跡から出土した、犬型土製品は、吠えている様子がリアルです。

後ろに回って見てみると、お尻の穴が、ぺこっとしています。

実は、展示では見えませんが、おへそもあるんですよ。

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落とし穴、竪穴住居、耳飾り、底に籾痕のある土器など、色々まわり、最後に「埴輪といえば、穴!」という話をして、キッズツアーはおしまいです。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

みなさんに、博物館と図書館が大好き!になってもらえたら、嬉しいです。

  

次回のキッズツアーは、「誕生石のはなし」です。

誕生石について色々解説するよ。

あなたの誕生石はどんな石かな?

ご家族みんなで楽しめる、毎月第3日曜日の県博デーに、ぜひいらしてください!

  

  

教育広報課 解説員

みなさんこんにちは。

だいぶ秋らしくなり、朝晩は冷え込むようになりました。

さて博物館では8日(日)に「博物館でやってみよう『昔のくらし体験~昔の道具~』」を行いました。

今回は、みなさんに「火おこし器」と「石うす」を体験してもらいました。

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火おこし器を使うのにはコツがいります。

でも、なれてしまえばうまくいきます。

煙が出て焦げ臭くなれば成功!(火はつけません。)

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石うすの中には大豆をいれます。

穴の中に大豆を入れて、ゴロゴロころがすと・・・きなこができました。                               

とてもいい匂いでおいしそうだけれど

この体験用大豆は賞味期限が切れているのでたべられません!

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火をおこすのも、 粉をひくのも、簡単じゃないことがわかりました。

昔のひとは本当にすごかったですね!

参加してくださったみなさん、 どうもありがとうございました。

次回の「博物館でやってみよう」は11月12日(日)

「昔のくらし体験 ~昔のおもちゃ~」です。

みなさんのご参加をお待ちしております。 教育広報課 解説員

【お知らせ】

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10月6日(金)は企画展「近代皇室と栃木~とちぎ御用邸ものがたり~」開会式開催のため、12時~15時まで、展示室2はご利用いただけません。

9月16日(土)に中央公園にて、キノコの観察会を開催しました。

薄曇りの天気の中、小さなお子さんから年配の方まで、23名の方々が参加しました。

博物館の研修室から出発してすぐ、池の生垣のところで「先生、このきのこは何ですか?」と質問が。山本学芸員が「これはモリノカレバタケの仲間です。」と答えました。これを皮切りにいろいろなキノコが見つかりました。

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モリノカレバタケの仲間

山本学芸員は見つけたキノコについて、「ツチグリはクリのイガが開いたように見えることからその名前がついた」「ツルタケは表面に線が入っているのが特徴。鶴の立ち姿に似ているため、その名がついたと言われています。」など、一つ一つ丁寧に解説していました。

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ツチグリ

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観察会の様子

ちょっと変わっているのは、「イロガワリ」というキノコ。イグチの仲間で、割ったり傷をつけたりするとその部分が青く変色します。

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イロガワリの仲間

さらに観察しながら進んでいくと、冬虫夏草を発見。冬虫夏草は500種類くらいあるそうで、今回見つけたのは「ツクツクホウシタケ」。蝉のツクツクホウシに寄生して発生するキノコで、地中に埋まっていた蝉の部分を山本学芸員が丁寧に掘り出して解説しました。

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ツクツクホウシタケ

最後に山本学芸員は「今回の観察会で、分解するキノコ、共生するキノコ、寄生するキノコなど、いろいろな種類のキノコを見ました。見た目では食べられるかわからず、食べられそうでも毒キノコの場合があるので、むやみに食べないようにしてください。また山の中や散歩の途中で、見たことのないキノコを見つけたら博物館に問い合わせてください。」と締めくくりました。

現在、企画展「花と虫~助けあい、せめぎあう植物と昆虫~」を開催しています。(9月24日まで)また、テーマ展「ぼくらの自由研究~川の地形と石~」「栃木県版レッドリストが新しくなりました!~絶滅のおそれがある生きものと地形・地質~」「草・木・虫をめぐる栃木の民俗」「浙江省ゆかりの絵画と幽美なる風景」を同時開催していますので、ぜひご来館ください。

(自然課 三宅)