毎月第3日曜日は県博デー
2026年2月15日(日)、県博デーのイベントのひとつ、学芸員とっておき講座を開催しました。
今回のテーマは、「ミミズ」。
講師は、テレビでも大活躍、当館無脊椎動物(昆虫を除く)担当で、ミミズ博士の南谷幸雄学芸員です。
まずは、ミミズの働きについてのお話。
ミミズの働きには、①分解者 ②動物のエサ ③ほかの生きもののすみかづくりと3つあるのですが、分解者の話の中にでてきたのが、眠り姫仮説。
ミミズと眠り姫、どんなつながりがあるのでしょう。
眠り姫は、「呪いをかけられて100年の眠りについたお姫様を王子様がキスをして目覚めさせて、めでたし、めでたし」(すごくざっくり・・・)というお話ですよね。
土の中の有機物を分解する土壌微生物は、1グラムの土の中に150億個もいるのですが、そのほとんどが休眠状態で条件がそろったときにしか活動しないそうです。
土壌微生物(お姫様)を休眠から目覚めさせるのがミミズ。そう、ミミズは王子様!
ミミズは分解者として、土壌微生物の活動をうながし、落ち葉の分解を早めているのです。
続いて、栃木のミミズのお話。
南谷学芸員の調査の結果、栃木県には名前の分かっているミミズが37種類いることがわかりました。中には、外来種がわかっているだけで10種類。外来種の疑いのあるものも多くいるそうです。
ミミズについては分からないことだらけで、名前がついていないものもたくさんいます。
南谷学芸員の研究は、まだまだ続きます。
「ミミズに興味をもって頂ければうれしいです」と講座は終了しました。
42名のご参加をいただきました。ありがとうございました。
質問もたくさん出て、ミミズ、熱いです。
ミミズの標本を見ていただきました。
現在、テーマ展「ミミズ」を開催中。ミミズの体のつくりや働きを紹介するほか、とちぎのミミズ17種の標本が見分けるポイントとともにずらりと並んでいます。
3/8(日)14:00~は、南谷学芸員による展示解説もあります。ぜひ、足をお運びください。
(展示は5/31(日)まで)
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現在、開催中!
テーマ展「どーしたもんだろ とちぎの外来生物」(4/12(日)まで)
テーマ展「昔のこと知ってっけ?~道具を知れば暮らしが見える~」(3/29(日)まで)
テーマ展「アニマル☆パラダイスPart2~美術の中の動物たち」は、2/21(土)から始まります。お楽しみに
(自然課 猪狩)
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