皆さん、こんにちは。もうじきクリスマス、あちらこちらのイルミネーションもキレイですね。
博物館では、12月21日にキッズツアー「トリとサウルス ~鳥と恐竜 ほんとになかま?~」を行いました。
当日の様子を少し紹介します。
恐竜の子孫が鳥だということ、みなさんは信じられますか?
しかも、トリケラトプスやステゴザウルスなどの植物食恐竜ではなく、アロサウルスやティラノサウルスなどの肉食恐竜の子孫です。
羽毛がはえた恐竜があらわれ、その羽毛が進化して羽になり、その羽でつばさができ、やがて鳥になりました。
恐竜のグループ、羽毛の進化の話など、ちょっとむずかしい話もありましたが、みんなしっかり聞いてくれました。
世界的に有名なアーケオプテリクス(始祖鳥)のベルリン標本、栃木県立博物館にもあります。
始祖鳥は、爬虫類から鳥類に進化する途中の生き物なので、爬虫類コーナーと鳥類コーナーのちょうど真ん中においてあります。
白亜紀末の大量絶滅を生き残った恐竜は鳥類だけです。
その理由は諸説ありますが、完全にはわかっていません。
今日参加してくれたみんなの中から、恐竜研究者になる人が出て、このナゾを解明してくれるといいなと思います。
参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
次回のキッズツアーは、1月18日「とちぎのサムライたち」です。
ご参加をお待ちしております!
教育広報課 解説員
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