観察会「カレーに変身!米物語~土ってすごイネ~」

9月7日(土曜日)、宇都宮大学附属農場にて、観察会「カレーに変身!米物語~土ってすごイネ~」を行いました。

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普段、何気なく食べているお米ですが、みなさんは1合に何粒のお米が入っているか知っていますか?

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今回は、1合(150g)のお米を数えるのは、大変なので、5gのお米を数えてみました。

たった5gですが、意外と大変です!「米粒が小さい!米粒が多い!」

結果は、だいたい250粒でした。つまり1合(150g)は、7500粒です。

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お米を数えた後は、田んぼで稲の観察を行います。

田んぼに出る前に、苗、稲、稲穂、モミ、茎、無肥料、堆肥、化学肥料、について、みんなで確認しました。

では、いざ!田んぼへ

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田んぼでは、無肥料、堆肥、化学肥料の3種類の田んぼで育てた稲を観察します。

一株分の茎の数を数えたり、

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モミの数を数えたりして、3種類の稲を比べてみました。

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無肥料の茎は、9本、堆肥は11本、化学肥料は14本。

モミを数えた結果、

無肥料は、稲一株で1080粒、堆肥は、稲一株で1430粒、化学肥料は、稲一株で2030粒。

無肥料だと、米1合分は7株くらい必要となります。

堆肥だと、6株くらい、化学肥料では、4株くらい。

でも、よく考えてみましょう。

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これだけの稲を育てるには、たくさんの「よい土」が必要です。

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最後に、お米1合とレトルトカレーを食べて終わりとなりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

(自然課 吉田)