キッズ・ツアー「日光にいるよ!ねむりねこ」を行いました

みなさん、こんにちは!

もうすぐ夏休み...

観光地へのご旅行の計画を立てている方も多いかもしれませんね♪

さて、7月21日のキッズ・ツアーは、

4月に引き続き、「日光にいるよ!ねむりねこ」でした。

栃木県の有名な観光地、日光東照宮にいる「眠り猫」をきっかけに、

江戸時代の栃木県の様子を、

クイズを交えて紹介するという内容です。

それでは、キッズ・ツアーの様子を少し紹介させていただきます。


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まずは、展示室の外で、

身近なイエネコについてのクイズに答えてもらいました。

平安時代の物語には、

猫が家の中で、紐につないで飼われていた様子が描かれています。

外国から持ち込まれた貴重な存在であった猫が、

平安時代のお姫さまに大切にされていた様子がうかがえます。

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江戸時代になると、庶民も猫を飼うようになっていました。

浮世絵に生き生きと描かれた猫の姿を、みなさん興味深そうに見ています。

 

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次に、みんなで展示室に移動して、

「日光東照宮の眠り猫」についてお話させてもらいました。

たくさんの人が訪れた日光にあり、

伝説の彫刻職人、左甚五郎の作とされる眠り猫。

眠り猫にはさまざまな伝説があり、

当時からとても有名な猫であったことが感じられます。

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それから、江戸時代のどんなひとが、

どんなふうに日光までやってきたのか、など、

クイズでみなさんに考えてもらいました。

電車も自動車もない時代、

多くの人が徒歩でお参りに来たことや、

将軍の日光社参の際は舟で橋をつくったことなど、

小学生のみなさんは、

クイズの答えに驚いた表情を浮かべてくれました。

 

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最後にもういちど「眠り猫」の前に戻って、

今回のキッズ・ツアーは終了です。

江戸時代の日光と、「眠り猫」に興味をもっていただいたみなさんは、

ぜひ日光に観光に行った際は、

今日のお話を思い出してくださいね♪


次回のキッズ・ツアーは8月18日(日曜日)、

「あたまの骨をくらべてみよう!」です。

どうしてそんな形なのかな?

動物たちのあたまの骨をよーく見て考えてみよう!

キッズ・ツアーはお子様向けの解説で、

毎月第三日曜日の13時30分から開催されます。

ご予約は不要ですので、ぜひお集まりください♪

当日は県博デーとして、

他にもさまざまな催しが開催されています。

皆様の御来館を、心よりお待ちいたしております。

(解説員 青野)