出前授業がありました(大宮南小・陽東小・茂木小)

みなさん、こんにちは。

いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。

今回は、栃木市立大宮南小学校、宇都宮市立陽東小学校、茂木町立茂木小学校の皆さんと「むかしのくらしと道具」について出前授業を行いました。どちらの小学校も3年生の皆さんです。

【栃木市立大宮南小学校の様子】

IMG_5572.jpg  IMG_5591.jpg

博物館の出前授業の人気メニューが上のふたつです。何をしているところかわかりますか?

石臼をひいてきな粉をつくっているところと水桶を天秤棒で担ぐ体験をしているところです。大豆をひくときに、豆がつぶれる音が聞こえたり、きな粉のいい香りがただよってきたりするので、お腹がすいてきちゃいますね(笑)水桶には、実際に水が入っている(両方合わせて約15kg)ので、バランスをとるのが大変です。こぼさないように運ぶにはコツが必要です。

IMG_5621.jpg


この道具は「薬研(やげん)」といいます。時代劇のテレビなどで、よくお医者さんが薬をつくっていたりするので、なんとなくイメージがあるかもしれません。この道具も「粉」をつくるものです。今回は、乾燥させたミカンの皮を粉にしました。みかんの香りがして、やっぱりお腹がすいてきそうです(笑)


【宇都宮市立陽東小学校の様子】


今回の出前授業は、いつもの道具体験中心の授業とは少し違います。「地域に残る古いもの」について勉強しました。

IMG_9111_R.JPG

皆さんの住む地域で、昔から続いている祭りや行事、古い建物などはありますか?この授業では、宇都宮市内で古くから続けられている行事として、河内地域の獅子舞や宇都宮二荒山神社の祭礼などを紹介しました。

IMG_9123_R.JPG

栃木県民のソウルフードといえば、「しもつかれ」ですね!現在は、テレビやインターネットなどで紹介され全国的に知られるようになりました。そして、そのしもつかれを作るのに欠かせないものが、上の写真にある「おにおろし」です。大きなギザギザがついています。この部分で大根をおろすことで、粗い大根おろしができるわけです。

偶然にも、この日の給食はしもつかれだったそうです(驚)児童のみなさんにとっては、とてもタイムリーなお話しとなりました。

IMG_9128_R.JPG

つづいて、わらでできたこの道具、ある行事で子どもたちが使うのですが、何という道具でしょう?

正解は、「ぼうじぼ(わらでっぽう)」です。栃木県内では、比較的多くの地域で現在も続けられている行事です。十五夜や十三夜の夜に子どもたちが各家々をまわり、ぼうじぼを地面にたたきつけながら、「大麦あたれ、小麦あたれ・・・」などと唱えごとを言います。(地域によって多少の違いがあります)

ぼうじぼを初めて見る児童の皆さんが多く、熱心に話を聞いたり実物を見たりしていました。


【茂木町立茂木小学校の様子】

茂木小1_R.JPG

みなさんは、音楽を聞くときに何で聞きますか?CD?ケータイ?ラジオ?・・・いろいろな手段がありますね。では、昔はどうやって音楽を聞いていたのでしょう?

児童の皆さんは、真剣に話を聞いたり一生懸命考えたりしてました!

ちなみに、正解は「蓄音機で音楽を楽しんでいた」です。

茂木小2_R.JPG

全員で石臼体験をしました。道具の使い方の説明を聞いて、チャレンジ!

大人(職員)は軽々回していましたが、実際に回してみると相当力がいる(重い)ことが分かりました。

茂木小3_R.JPG

つづいては水桶体験です。天秤棒を担ぐのは皆さん初めてです。持ち上げるだけでも大変そうです。この体験をとおして、水を大切にしようという気持ちをもつことができたかな?


どの学校でも、児童の皆さんは一生懸命メモをとったり、話を聞いたりしていて、とても素晴らしい態度でした。ありがとうございました。よい経験でしたね。

当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)

電話:028-634-1312(教育広報課)

教育広報課:沼尾・中村・清宮・冨田