キッズ・ツアー「博物館でミクロツアー!」を行いました。

皆さま、こんにちは!毎日寒いですね。

1月21日にキッズ・ツアー「博物館でミクロツアー!~水の中の小さな生き物~」を行いましたので、その様子を少しご紹介します。

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水槽にいる小さな魚は、国の天然記念物である「ミヤコタナゴ」です。

今回のキッズ・ツアーはクイズをしながら水の中にいる生き物を紹介して回りました。

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博物館のゆるキャラ「みーたん」も応援に駆けつけてくれました!

 

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子どもたちが見ているパネル写真、何だかわかりますか?

実はこれ、オタマジャクシの口を拡大したものです!

これを見ると、歯が並んでいるのがわかります。

オタマジャクシにもこんな立派な歯があるなんて驚きですよね。

 

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こちらは「プランクトン」のコーナーです。

身の回りの池や田んぼには、目には見えないような小さな生き物が

たくさんいます。

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例えば「ケイソウ」。その殻はガラスでできており、上下に分かれる弁当箱の

ような構造をしています。形も丸や星形、細長いものまで様々あります。

面白いですね!

 

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次に、カブトエビやホウネンエビ、ミジンコ等を近くで見ていきました。

これらはみんな「ミジンコ」の仲間です。

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「カブトエビ」は3億年前から形がそのままなので生きた化石と呼ばれています。

「ホウネンエビ」は英名を「フェアリーシュリンプ」といい、

意味は「妖精のような小さなエビ」というそうです。

かわいいですね!

 

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最後に「七輪」を見ました。

七輪は「珪藻土」といってケイソウを多く含む土でできています。

ケイソウのガラスでできた固い殻は長い間残るため、

地層の中からも微化石として多く発見されています。


参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

次回のキッズ・ツアーは2月18日(日曜日)、「おもちゃのしんか☆」です。お楽しみに!

皆さまのご参加、お待ちしております。

                                           解説員 細谷