みなさま、こんにちは。
9月18日(日曜日)に、キッズ・ツアーを行いました。
キッズ・ツアーは、通常の定時解説とは一味違う、お子様向けの解説です。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
たぬきときつね、2匹とも昔からなじみ深い動物ですよね。
今回のキッズ・ツアーでは、2匹の似ているところや違うところを比べてみました。
まず始めにたぬきときつねは犬の仲間だということを紹介しました。
たぬきときつねは昔話や民話にもたくさん登場してきますね。
栃木県に伝わる民話にも、きつねが人を化かす話などがあります。
展示室2の動物コーナーで、たぬきときつねの剥製を見ました。
脚の長さや耳の大きさなど、よく見ると違いがわかります。
次に、折り紙を使ってたぬきときつねの2択クイズを行いました。
答えがたぬきだと思ったらたぬきの折り紙を、きつねだと思ったらきつねの折り紙を挙げてもらいました。
ここではその中で1問だけ紹介したいと思います。
「穴掘りが得意なのはどちらでしょう？」
みなさんはどちらだと思いますか？
答えは「きつね」です。
きつねは穴掘りが得意なので巣穴は自分で掘ります。
たぬきは巣穴を自分で掘ることはあまりありません。
たぬきは、きつねやアナグマが掘った穴や木の根元のくぼみ、寺や家の軒下などを利用します。
これは、たぬきときつねの頭骨です。
向かって右側がたぬき、左側がきつねです。
たぬきときつねはどんなものを食べているか紹介した後、頭骨を実際に触ってもらいました。
続いて、毛皮を触る体験をしました。
手前から、きつね、たぬき、テンの毛皮です。
たぬきの毛皮は、日本で戦前人気があったようです。
子どもたちは、「かわいい」と触っていました。
次回のキッズ・ツアーは、10月16日(日曜日)です。
「キノコのこのことことこツアー」をやります。
皆様のご参加お待ちしております。
教育広報課 細谷
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