企画展「とちぎのカエルとカンショウウオ」見所レポート4

 企画展「とちぎのカエルとサンショウウオ」(会期:7月21日~9月17日)会期終了まであとわずかとなりました。カエル、サンショウウオ、イモリが気になっていてまだご覧になってない方、お急ぎください!この見所紹介も今回で終了です。長かったような、短かったような・・・。では、今回も企画展のコーナー紹介から参ります!


両生類の減少と保全
 栃木県の両生類たちの数は減っているのか?両生類の減少を抑えるために、私たちができることは?このコーナーでは、栃木県の両生類が減っているという報告とその原因、減少を抑えるために行われている工夫などを紹介しています。スライドショーではトウキョウサンショウウオ保全のための宇都宮市戸祭山のザリガニ駆除作業の様子が見られます。

(アライグマやアメリカザリガニが両生類やその卵嚢を食べてしまうということは知っていましたが、このコーナーにあるコイに飲まれたカエルの写真には驚きました。)

「両生類の減少と保全」のコーナー


水槽コーナー
 この企画展には、生き物も展示されています。飛び出したえらを持つサンショウウオの幼生、鮮やかな緑色で体が大きなモリアオガエル、お腹が鮮やかなアカハライモリなどたくさんの両生類を展示しています。ぜひ、彼らに会いに来て下さい!

(運が良ければ、その場で鳴いたり、面白い動きを観察できるかも!また、生息地が違うアカハライモリが並べられているコーナーがあります。それぞれの産地ごとに体の形が違っていて、じっくりと観察すると面白いです。)

京都産 イモリ


ぬりえコーナー
 カエルやサンショウウオを自分の好きな色でぬってみよう!実物を見ながら、そっくりにぬるも良し!好きな色でオリジナルのカエルにするのも良し!子どもから大人まで楽しめます。

(たくさんの方にぬって頂きました!展示室がとってもにぎやかになりました!ありがとうがざいます!)

ぬりえコーナー

これで、企画展のコーナー紹介は終了です。今まで、お付き合い頂きありがとうございました!

さて、それでは企画展「とちぎのカエルとサンショウウオ」最後の関連行事のお知らせです。
サイエンスカフェ「サンショウウオ」(要予約)
日時:9月9日(日曜日)午前10時~午前11時30分
場所:当館レストラン
定員:30名 無料
※お問い合わせ・お申し込みは電話で県立博物館(028-634-1311)へ
お気軽に、お申し込みください!皆様と楽しくお話をするのを私たちも楽しみにしています!


(自然課:渡部)