「土偶を作ろう(成形)」が行われました

夏休み文化財体験教室「土偶を作ろう」が7月28日土曜日に、博物館研修室にて行われました。
当日は31名の方々にお集まり頂き、ありがとうございました。


今回は粘土から土偶を形作っていく段階の「成形」を行います。

まず、当館の上野学芸部長から土偶についての解説がありました。

土偶の説明

土偶とは何なのか?
本当に土偶は女性像ばかりなのか?
どうしていろいろな形の土偶があるのか?

皆さん熱心に話を聞いていました。


続いて、いよいよ土偶作りに入ります。

土偶作りの様子1

皆さん、山形土偶、ハート形土偶、板状土偶など、様々なものに挑戦です。


土偶作りの様子2

見本を一生懸命確認しながら、形を作っていきます。


土偶作りの様子3

あまり水をつけ過ぎるとうまく乾燥されず、焼くときに割れてしまうので注意しながら形を整えます。


土偶作りの様子4

見本として、昨年度までに作成された土偶たちが、新しく作成される土偶たちを見守っています。


形が完成した土偶

土偶が完成しました!
あとは焼くまでの1ヶ月間、じっくり乾燥させて水分を蒸発させます。


次回は8月25日土曜日、いよいよ土偶の焼成です。
場所は宇都宮市上欠町にある「うつのみや遺跡の広場」で行います。

例年行っている作業ですが、毎回うまく焼けるか緊張する一日です。

天候に恵まれますように…


(人文課 津野田)