オウムガイ
オウムガイ

自然系テーマ展

いまも生きるアンモナイトのなかま~オウムガイ、そしてイカ、タコ~


開催期間:令和4 (2022) 年7月16日 (土) ~8月21日 (日)
開催概要

 オウムガイやアンモナイト、イカ、タコは、互いの姿形はあまり似ていませんが、分類学的には頭足類と呼ばれる貝の仲間です。オウムガイは、祖先がアンモナイトと同様に古生代に出現しましたが、「生きている化石」として現在も生き残っています。

 この展示では、よく間違えられるオウムガイとアンモナイトの違いと見分け方を伝え、さらにオウムガイやイカ、タコの形の共通点や進化、生態について紹介します。さらに、企画展「アンモナイトの秘密~太古の海の不思議な生き物~」と同時開催することによって、頭足類全体の魅力を伝えます。

展示内容
展示構成と主な資料

(1)頭足類は貝(軟体動物)のなかま
  ・軟体動物の主要なグループの標本の展示


(2)頭足類ってどんな動物?
  ・どっちが上?(体のつくり)
  ・腕は何本?
  ・実は違う、吸盤(イカとタコの吸盤の違い)
  ・どこが違うの?(アンモナイトとオウムガイ)
  ・オウムガイ全員集合(5種類のオウムガイの展示)
オオベソオウムガイ ヒロベソオウムガイ
オオベソオウムガイ ヒロベソオウムガイ

(3)頭足類のあれこれ
  ・無脊椎動物なのに、眼のつくりは脊椎動物とよく似ている!
   (オウムガイ、イカ、タコの眼の比較)
  ・口には硬い「からすとんび」がある
   (6種類のイカと2種類のタコのカラストンビの比較)
  ・最初の頭足類はオウムガイ(頭足類の進化)
  ・アンモナイトが絶滅して、オウムガイが生き残った理由
  ・日本でもオウムガイが見つかる!
  ・栃木県でもオウムガイの化石が見つかっている!
栃木県宇都宮市で発見されたオウムガイの化石
栃木県宇都宮市で発見されたオウムガイの化石

  ・食べるだけじゃない、頭足類の魅力

関連行事
●展示解説
 展示を見ながら、担当学芸員が見どころを分かりやすく解説します。
日時: 令和4(2022)年7月31日(日)14:00~15:00
講師: 当館 自然課職員
会場: テーマ展示室
定員: 20名
 ※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。

お問い合わせ
教育広報課 028-634-1312 (直通)

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