第133回企画展 アンモナイトの秘密
          ~太古の海の不思議な生き物~
        企画展概要
 化石になった太古の生物といえば、恐竜とともにアンモナイトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アンモナイトは貝の仲間で、その中でもイカやタコと同じグループですが、丈夫な殻を持つ生き物です。古生代デボン紀から中生代白亜紀まで、約3億5000万年間にわたって形を変えながら、世界中の海に生息していました。 
           しかし、この長い期間、順風満帆に繁栄を続けていたわけではありません。何度もあった生物の大量絶滅という試練を乗り越え、また襲いかかる捕食者から身を守りながら繁栄していたのです。 
           この企画展では、知っているようで、意外に知らないアンモナイトについて、その殻のかたちや体のつくり、推定されている生態、生きた時代や環境、そして進化や絶滅を紹介します。また、日本各地で発見されたアンモナイトも紹介します。 
         現在、私たち人類は新型コロナウイルス感染症という大きな試練に直面しています。かつて幾たびもの危機を乗り越えて地球上で繁栄したアンモナイトを通じて、改めて私たちが「生きる」ということを見つめなおすきっかけになれば幸いです。 
            会期
2022年7月16日(土)
~
            2022年8月21日(日)
            開館時間
午前9時30分
~
午後5時
(入館は午後4時30分まで)
            休館日
7月18日を除く毎週月曜日、7月19日(火)、8月12日(金)
            
展示構成
第1章 アンモナイトってなあに?
第2章 アンモナイトのいた海
第3章 日本のアンモナイト化石
参考写真
第1章 アンモナイトってなあに?
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| メトイコセラス | アンモライト (株)カナダビジネスサービス蔵  | 
              モササウルス(複製) (株)カナダビジネスサービス蔵  | 
            
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第2章 アンモナイトのいた海
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| 世界最大のアンモナイト、パラプゾシア(複製) 徳島県立博物館蔵  | 
              ダクチリオセラス | 
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第3章 日本のアンモナイト化石
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| メソプゾシア いわき市教育委員会蔵  | 
              プラビトセラス 徳島県立博物館蔵  | 
            
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関連イベント
- 記念講演会 「もがいて もがいて 古生物学者! ~私が化石の研究者になったわけ~」
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日時 8月6日(土曜日)午後1時30分~午後3時30分 講師 木村 由莉 氏 (国立科学博物館 地学研究部 研究主幹) 場所 当館講堂(定員150名) 備考 聴講には予約と当日の観覧券が必要です  
- 学芸員とっておき講座 「化石になった生き物たち」
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日時 7月17日(日曜日)午後1時30分 ~ 午後3時 場所 当館講堂(定員150名) 備考 予約不要  
- 展示解説
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日時 7月23日(土曜日)午後2時 ~ 午後3時 場所 当館展示室(定員20名) 備考 予約不要(要観覧料)  

      
            





